茨城県の魅力的な花々が彩る国営ひたち海浜公園
国営ひたち海浜公園、茨城県ひたちなか市にある美しい自然と四季折々の花々が楽しめる場所です。夏を迎え、園内では特に目を引く2つの花、サンパチェンスとタイタンビカスが見頃を迎えています。この記事では、それぞれの花の魅力や公園内の楽しみ方をお伝えします。
サンパチェンス:鮮やかさと持続性の魅力
7月31日に撮影されたサンパチェンスの花は、ツリフネソウ科のインパチェンス属に属し、通常は鉢植えで約60cmの高さになります。色とりどりの花は赤、ピンク、オレンジなど多彩で、5〜6cmの大きさです。サンパチェンスという名前は、忍耐を意味する「Patience」と太陽を表す「Sun」に由来しています。
この花の特筆すべき点は、厳しい夏の暑さの中でも元気に育ち、長い開花期間を持つことです。見頃は7月中旬から10月下旬までで、グラスハウス内に約120株のサンパチェンスが植えられ、8色の品種が楽しめます。
涼しいグラスハウスでひとやすみ
グラスハウスでは、あたたかい日差しを避けて涼しい室内でサンパチェンスを鑑賞することができます。また、併設の「Sea Side Café」では、和紅茶や軽食が用意されており、花を眺めながら、心地よいひとときを過ごせます。この場所では、まるで海に続くかのような花々の景色を楽しむことができるのです。
タイタンビカス:圧倒的な存在感
さらに、海浜口前で見られるタイタンビカスは、アオイ科のヒビスクス属に属する多年草で、驚くほどの高さを誇ります。一般的には1.2〜1.8mに達し、大きなものでは3mに達することもあります。その巨大な花は直径15〜25cm、まるで子供の顔をすっぽり隠すほどの大きさです。その圧倒的な姿から、ギリシャ・ローマ神話の神々にちなんで「タイタンビカス」と名付けられました。
見頃は7月下旬から8月上旬まで、BMXコース周辺の花畑や海浜口前に約900株のタイタンビカスが咲き誇ります。新たに植栽された花々が広がるこのエリアは、普段とは異なる南国の雰囲気を味わうことができる新しいスポットとなっています。
みはらしの丘の夏の植物たち
国営ひたち海浜公園では、みはらしの丘でも様々な植物が成長中です。爽やかなライムグリーンのコキアは現在30〜40cmほどに成長し、8月中には約70cmのふわふわした姿を見ることができるでしょう。また、丘のふもとではカラフルなジニアが5分咲きを迎え、夏空の下ではヒマワリも見頃を迎えます。このように、四季折々の花々が楽しめる国営ひたち海浜公園は、訪れる人々に癒しと感動を与えています。
国営ひたち海浜公園の多様な楽しみ方
国営ひたち海浜公園は、美しい花々だけでなく、アトラクションも充実しています。海抜100mからの素晴らしい眺望を楽しめる大観覧車、スリル満点のジェットコースターなど、家族連れや友人たちと楽しめる様々なアクティビティがあります。
さらに、林間アスレチック広場やバーベキュー広場も完備しており、ピクニックやスポーツを楽しむ場としても最適です。思い思いの時間を過ごし、自然の中で心身をリフレッシュできる場所として、多くの人に愛されています。
来園時には、公式サイトをチェックして、最新情報を確認することをお勧めします。四季折々の花々と共に、国営ひたち海浜公園で素晴らしい summer experience をお楽しみください。
(参考リンク)
国営ひたち海浜公園公式サイト