デジタルトランスフォーメーションの新常識!データ価値最大化の秘訣とは
11月29日に株式会社インプレスから、日立のセキュリティエバンジェリスト佐藤恵一による著書『DXの核をなすデータの価値を最大限に引き出す』が発行されます。本書は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、企業がデータをどのように活用し、ビジネス価値を創出するかを深く考察した内容となっています。
近年、様々な業界でDXの取り組みが進んでいますが、データがその成功の鍵を握っています。佐藤は、これまでに多くの企業で「匿名バンク」事業を通じて、パーソナルデータの管理と活用において成功を収めてきました。データを単に収集するだけでなく、それをどのように安全に活用し、価値を最大限に引き出すかが求められているのです。
本書では、具体的な事例を用いてデータ活用の方法が説明されています。著者自身の経験を基に、データの収集からその活用方法、さらにはビジネスにおける具体的な価値創出のメカニズムに至るまで、詳細に解説されています。特に、パーソナルデータに対する配慮も強調されており、今後ますます重要になるこの分野のガイドラインとなることでしょう。
書籍の内容と構成
書籍は以下の章立てで構成されています:
1. データ活用のためのサイクルを確立する
2. データ活用サイクル・ステップ1:収集段階の取り組みと留意点
3. 収集したパーソナルデータ/個人情報の適切な扱い方
4. データ活用サイクル・ステップ2:蓄積段階の取り組みと留意点
5. データ活用サイクル・ステップ3:データが出す価値
6. 領域横断でのデータ活用サイクルの確立がデータの価値を更に高める
このように整理されていることで、読者は段階を追って実践的な知識を得ることができます。また、本書は「DIGITAL X」メディアでのコラムが書籍としてまとめられたものでもあり、リアリティのある事例が実践的なヒントを提供します。
読者対象
特に、本書はDX関連プロジェクトを推進する事業部門のリーダーや、そのプロジェクトに参加するメンバーに向けて作られています。
佐藤恵一について
著者の佐藤恵一は、日立の公共システム事業部でパブリックセーフティの推進を担当しており、その実績と専門知識を生かしてDX推進に寄与しています。2009年に始まった「匿名バンク」事業は、最先端の秘匿情報管理サービスで、多くの企業に向けてデータの安全な活用を支えるものです。また、情報処理学会業績賞を受賞するなど、その功績は業界で広く認知されています。
書籍情報
- - 書名:DXの核をなすデータの価値を最大限に引き出す
- - 著者:佐藤恵一
- - 発行日:2024年11月29日(予約開始は11月22日)
- - 価格:電子書籍版500円(税別)、印刷書籍版800円(税別)
- - ページ数:44ページ
- - 商品ページ:こちらから
この本は企業が競争力を持続的に向上させるための基盤を築く上で、欠かせない一冊になることでしょう。