国立能楽堂での能楽体験を楽しもう
国立能楽堂で開催されるショーケースは、能と狂言の魅力を新たな形で体験できる貴重な機会です。この公演は、特に初心者に向けた内容となっており、能楽に初めて触れる方でも気軽に参加できるよう工夫されています。ぜひこのチャンスをお見逃しなく!
体験コーナーの魅力
ショーケースでは、開演前に体験コーナーが設けられており、実際に能楽で使用される装束や能面、伝統楽器に触れることが可能です。さらに、体験の際には専門の指導者が付き添い、親切に説明をしてくれるので、初めての方でも安心して楽しむことができます。
楽器体験: 小鼓や大鼓を実際に叩いてみる体験では、リズムに合わせて楽器の響きを楽しむことができます。
面体験: 能面を実際に手に取り、その精巧な作りや重みを感じ取ることができます。
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装束体験: 伝統的な装束を身に着けてみることで、能楽の世界に一歩足を踏み入れることができます。
プレトークの充実
体験コーナーの他にも、開演前にはプレトークが行われ、能楽師が演目の見どころや背景を解説してくれます。これによって、観客はただ鑑賞するだけでなく、より深い理解をもって能楽を楽しむことができます。
公演内容
公演は、7月23日から始まり、毎日異なる演目が披露されます。以下はその詳細です。
7月23日・24日の公演
- - 狂言(和泉流)「寝音曲」: 太郎冠者が主人から求められ、酒や妻の膝枕がないと謡えないと嘘をつく物語。
- - 能(宝生流)「鵜飼」: 地獄に堕ちた老人が懺悔する姿を描いた作品。
7月25日・26日の公演
- - 狂言(和泉流)「棒縛」: 留守中に酒を盗み飲む太郎冠者らが縄で縛られるストーリー。
- - 能(観世流)「葵上」: 光源氏の正妻が嫉妬の怨念により病に伏せる名作。
7月28日・29日の公演
- - 狂言(大蔵流)「蝸牛」: 蝸牛を探す太郎冠者が持ち帰るのはまさかの山伏。
- - 能(観世流)「船弁慶」: 船出する義経との別れを舞う静御前の物語。
チケットの購入方法
チケットは国立劇場のチケットセンターまたはインターネットで購入可能です。詳細は以下をご参照ください。
- - 電話: 0570-07-9900 / 03-3230-3000 (一部IP電話等)
- - ネット購入: 国立劇場ホームページ
国立能楽堂について
国立能楽堂は、1983年に開場し、能楽の保存と普及を目的としています。初心者向けの上演や多様なプログラムが提供され、誰でも能楽を楽しめる環境を整えています。東京都渋谷区千駄ヶ谷に位置し、アクセスも便利です。
能楽の魅力を体感し、文化に触れる貴重な時間をお楽しみください!