幼保求人デジタル化
2021-05-27 11:30:23
『ENMAP COLLEGE』が幼保求人のデジタル化を進める新たなサービス
『ENMAP COLLEGE』がもたらす幼保求人の新たな時代
2023年に本格稼働を開始した『ENMAP COLLEGE』は、幼保業界に特化した新卒求人情報のデジタルプラットフォームです。稼働開始からわずか1ヵ月で1,600件以上の求人情報を公開し、業界におけるデジタル化の流れを加速しています。この新しいサービスがどのような課題を解決し、どのような利点を提供するのかを探ります。
幼保業界の現状と課題
幼保業界における新卒求人の多くは紙媒体を利用して行われています。実際、国内の保育士養成校に届けられる新卒求人の大半は、紙の媒体に依存している状況です。そのため、学生にとっては自身に合った求人情報を探し出すのが困難であり、就職活動の情報源としてもその信頼性には課題が残ります。
さらに、コロナ禍によって登校機会が減少し、デジタル配信の重要性が増す中、幼保施設の情報管理が事業所単位で分散しているため、効果的なデジタル化を進められない現状があります。『ENMAP COLLEGE』はこのような課題に対し、業界特化型のデジタルプラットフォームとして登場しました。
『ENMAP COLLEGE』の革新ポイント
『ENMAP COLLEGE』は、求人情報を各幼保施設と保育士養成校の間でシームレスにデジタル配信することを実現します。このサービスにより、保育士養成校の業務は大幅に効率化され、学生に対する求人情報の提供方法が改善されます。
具体的には、各施設が送付していた紙の求人票をスキャンし、デジタル化することで、学生は必要な情報を簡単に探し出すことができます。さらに、求人情報には業種や設立形態、方針、給与といった多彩なデータが付与されており、学生は志向に合わせて絞り込むことができるのです。
学生と幼保施設双方のメリット
学生は『ENMAP COLLEGE』を利用することで、地域別や設立形態別に求人を簡単に検索でき、理想的な職場を探しやすくなります。特に、地元就職を希望する学生にとっては、MAP機能を用いて勤務地を選択することも可能で、職場環境に関する情報も容易に得ることができるようになります。
一方で、幼保施設にとっても新卒採用の手法が大きく変わります。これまでは保育士養成校へ求人票を送付する手間が多く、情報不足に悩まされていたため、リーチできる学生数が限られていました。しかし『ENMAP COLLEGE』を介することで、採用ニーズに合った学生情報を簡単に取得でき、効果的なマッチングを促進することが期待されます。
今後の展望
今後、『ENMAP COLLEGE』はさらなる機能拡張を進める計画です。例えば、保育士養成校が独自に持つ就職実績データなどを結びつけることで、より精准なマッチングを実現します。また、雰囲気や過去の実績に関する情報をアーカイブとして作成し、学生が就職先のリアルな声を学ぶことができる環境を整えていく予定です。
まとめ
『ENMAP COLLEGE』は、幼保業界の求人情報のデジタル化を推進しており、その効果はすでに1か月で1,600件の求人公開という成果に現れています。学生と幼保施設、双方のニーズを満たしつつ、今後の機能拡張によってさらに便利なサービスへと進化していくことでしょう。さあ、次代の働き方を支えるこのプラットフォームに、ぜひ注目してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社かせき
- 住所
- 文京区関口1-5-10Delccs文京神楽坂 1F
- 電話番号
-
03-4500-1766