Comverse新プラットフォーム
2008-10-15 12:39:01
Comverseが発表した新しい通信プラットフォームの優れた機能と特長
Comverseの新たな通信プラットフォームOMPの登場
2008年10月15日、マサチューセッツ州ウェークフィールドにて、Comverse Technology, Inc.は、同社の製品ラインにおいて新たな一歩を踏み出しました。それが、インテリジェントペリフェラル(IP)とIMSメディアリソース機能(MRF)を統合したNetcentrex Open Media Platform(OMP)です。この新しいプラットフォームは、通信業界におけるサービスの効率化とコスト削減を実現するためのものです。
OMPの特長
OMPは、同一プラットフォーム上で統合された機能を提供し、通信事業者が直面する多様なニーズに応えます。従来のインテリジェントペリフェラルが抱えていたメンテナンスコストやシステムの複雑さといった問題を軽減し、よりフレキシブルでアクセス可能なソリューションとしての位置付けを狙っています。
特に注目すべきは、OMPがもたらすインテリジェントペリフェラルの機能です。電話を介したさまざまなアプリケーション——ネットワーク通知、プリペイドコーリングカード、音声認識、さらにはテキストから音声への変換など——に必要なリソースを一手に提供します。これにより、通信キャリアは運用コストを抑えつつ、顧客への価値提供を強化できるのです。
市場のニーズ
Yankee Group ResearchのBrian Partridge氏は、通信事業者にとってのOSS(オープンソースソフトウェア)の重要性を強調しています。彼は、通信業者が求めるのは、時代に応じた高度な機能を備えたフレキシブルなソリューションであると述べています。現在市場で使用されている多くのインテリジェントペリフェラルは、実に10年以上も前に導入されたものが多く、その機能は顧客の多様化したニーズに応えきれていません。
Comverseのチーフマーケティングオフィサー、John Bunyan氏は、現在、ヨーロッパの主要事業者へのOMP SRF/MRF導入が進められていると報告しています。この技術の導入は、機能の統一化と高コストパフォーマンスをもたらし、顧客の負担を軽減する可能性があります。
OMPの展望
OMPは、PSTN(公衆交換電話網)、PLMN(公衆ランドモバイルネットワーク)、IMS(IPマルチメディアサービステクノロジー)ネットワークへの接続性が完璧にサポートされており、あらゆる規模の通信事業者に対応することが可能です。また、過去15年の経験に基づいて実証済みのテクノロジーを用いており、VoIPおよびINネットワークソリューションに関連するニーズにも応えます。
この新しいプラットフォームは、通信事業者にとっての新たな選択肢として注目され、今後の市場における大きな変化をもたらす可能性があります。すでに多くの企業がこの技術に期待を寄せており、今後の進展に目が離せません。
Comverseとは
Comverseは、通信サービスプロバイダー向けにネットワークベースのメッセージング、コンテンツ付加価値サービス、統合ビリング、IP通信のソフトウェアおよびシステムを提供している業界リーダーです。現在、130カ国以上で500以上の通信サービスに導入されており、それによって得られる収益向上や顧客ロイヤルティの強化に貢献しています。今後もComverseは、進化を続ける通信業界において重要な役割を果たすことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本コンバース
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-21-1明宝ビル8F
- 電話番号
-
03-5324-9111