手話と筆談を楽しむ新たな拠点が誕生
2024年の始まりに向けて、手話と筆談をテーマにした全国のカフェ情報を集約するWEBサイトが誕生しようとしています。それを実現するため、NPO法人手話の実がクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、手話を広めるための重要な取り組みとなっています。
手話・筆談カフェの現状
全国には数多くの手話・筆談カフェが存在しますが、残念ながらその情報は十分に発信されていません。多くの人々が手話カフェを訪れたいと考えながらも、どこにあるのか、どのような雰囲気か、営業時間や定休日はどうかなど、基本情報が不足しているために足を運ぶことができないのが現実です。
実際、いくつかの店舗ではグループLINEを通じて情報を発信していますが、これはあくまで利用者が訪れて初めて知ることができるものです。また、個々の店舗が独自にホームページを制作したり、その宣伝活動を行うのはコストや手間がかかり、現実的な選択肢ではありません。この情報不足が、店舗側の客数や客単価の向上を妨げているのです。
クラウドファンディングの意義
そこで、NPO法人手話の実はこの問題を解決するために、全国の手話・筆談カフェ情報を一覧化したWEBサイトを制作することを決定しました。このサイトを通じて、顧客の利便性を高めると同時に、店舗の売り上げ向上や新たな雇用機会の創出を目指します。そして、そのための資金調達として2024年12月31日まで、クラウドファンディングを「CAMPFIRE」で実施しています。
具体的には、プロジェクト名は「手話カフェ・筆談カフェサイト制作プロジェクト」で、手話や筆談カフェの情報を集約したウェブサイトを作成することが目的です。プロジェクトは2024年10月16日にスタートし、12月31日まで行われます。
リターンプラン
支援者には、3000円の「応援しますプラン」でお礼のメール、さらに1万円の「手話べり大好き応援プラン」では、掲載されている手話(筆談)カフェで使用できる500円の金券を返礼します。これにより、多くの人々がカフェに足を運んで、手話を楽しむ機会が増えることを期待しています。
NPO法人手話の実の目指す未来
このプロジェクトを通じて、手話や筆談の重要性が認識され、手話を学びたいと思う方々が増えることを願っています。NPO法人手話の実は、大阪を拠点にした団体で、設立からまだ間もないですが、ろう者、難聴者と健常者が共にコミュニケーションを図れる社会の実現を目指しています。手話を学ぶ場を提供し、ろう者の自立を支援する活動を行っています。
まとめ
手話・筆談カフェが全国に点在する中、その情報を集約するこのプロジェクトは、手話を広めるための大きな一歩と言えるでしょう。手話に関心のある皆さん、このプロジェクトを支援し、新たな手話カフェの情報サイトを共に作り上げましょう!
𝗥𝗲𝗺𝗲𝗺𝗯𝗲𝗿 𝗢𝗻𝗹𝗶𝗻𝗲 𝗳𝗼𝗿 𝗺𝗼𝗿𝗲 𝗱𝗲𝘁𝗮𝗶𝗹𝘀:
CAMPFIREクラウドファンディング