能登半島地震に対する炊き出し隊の支援活動
2024年1月6日、能登半島で発生した地震の影響を受けた地域で、炊き出し隊が義務を果たしています。大阪から派遣されたキッチンカーが、志賀町、七尾市、珠洲市、輪島市を訪れ、無償で温かい食事を提供しています。
この無料炊き出し活動は、地震発生からわずか5日後にスタートし、着実に支援が広がっています。2月23日には49日目にして累計5万食を達成し、多くの被災者の元気を支えてきました。「炊き出し隊」は、1食250円を目安に多彩なメニューを用意し、温かくおいしい食事を提供することに励んでいます。提供メニューは、ちゃんこ鍋、中華丼、カレーライスなど幅広く、多様性を重視したものです。
炊き出し隊の責任者である枦山義彦氏によれば、炊き出しは単なる食事の提供だけでなく、地域の人々に心の安らぎを与える役割も果たしているとのことです。多くの方々が炊き出しを待ち望んでおり、思いやりの気持ちを形にするために、活動は続けられています。
しかし、今後は持続可能な支援を行うためには、食材の調達が重要な課題となっています。これまで、キッチンカーのメンバーは知恵を出し合い、できる限りの工夫をして支援活動を維持してきましたが、訪問のための交通費や燃料費、さらには食材費の負担が重くのしかかっています。
現在、能登半島の避難所には6000人近くが避難生活をしている状況です。炊き出し隊は、一食でも多くの温かい食事を届けるため、さらなる支援が求められています。そこで、2月27日からクラウドファンディングを実施することになりました。
このプロジェクト「能登炊き出し隊プロジェクト」は、CAMPFIREで公開されます。支援を必要とする被災地の方々に食事を届けるため、ぜひ皆さんのお力添えをお願い申し上げます。公開期間は2024年2月27日から3月31日までで、詳細は以下のリンクをご覧ください。
炊き出し隊の活動がさらに広がることを願いながら、皆様の支援を心よりお待ちしております。温かいお食事は、被災者にとって心の支えとなっているのです。