セイコーエプソン株式会社、グローバルイノベーションのトップにまた一歩近づく
セイコーエプソン株式会社(エプソン)は、クラリベイトが選定する『Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター 2025』において、見事6位に選ばれました。これは、エプソンにとって12度目の選出という快挙です。エプソンは2012年に初めてこの名誉を受けて以来、粘り強く革新を続けてきました。
受賞の背景
エプソンは近年、「Epson 25 Renewed」という長期ビジョンを掲げており、2025年度がその最終年度にあたります。このビジョンに基づいて、独自の技術を駆使し、社会の課題解決に向けた取り組みを強化してきました。つまり、単なる自社開発だけに依存せず、新たにパートナーシップの重要性を認識し、「共創」の理念を深めることで、より多くの価値を生み出そうとしています。
執行役員の小林利彦氏は、「『Top 100グローバル・イノベーター』に選出されたことを大変光栄に思います」と述べています。彼はまた、知的財産が「共創」を進める重要なツールであると強調しました。知的財産権を活用して社会の課題を解決することを目指すエプソンは、今後もこの姿勢を貫く意向を示しています。
評価の基準
『Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター』は、世界中の特許データを基にした独自の評価基準で選出されています。発明データの分析を通じて、企業の革新力に直結する指標を用い、特許の出願数や保有数、国際的な影響力と成功率など多角的な要素が考慮されます。
特に注目すべきは、評価プロセスが2段階で行われる点です。第一段階では特許の出願および保有数に基づき企業を抽出し、次の段階では影響力、成功率、地理的投資、希少性という4つの要素でスコアリングが行われます。
おわりに
エプソンが持つ技術力、そしてそれを支える知的財産権は、強力なパートナーシップを築く上での重要な要素です。これからもエプソンは、社会の課題を解決するための新たな価値を創造し続けることでしょう。その取り組みや成果に、今後も大いに期待が寄せられています。今年の受賞は、単なる成果の一つではなく、未来に向けたさらなる挑戦の始まりを示しています。
詳細情報は、
クラリベイトの公式サイトや
エプソンの知的財産活動についてはこちらからをご参照ください。