若狭のシイラを子どもたちが描いた新しいフライで楽しむ

若狭のシイラの美味しさを広げる新商品！

福井県若狭には、子どもたちの学びと地元海産物の魅力が詰まった新たなフライが登場します。「サクサク！！マヒマヒフライ」は、西津小学校の5年生が手がけたオリジナルパッケージで、今後の地産地消の一環として注目を集めています。

このプロジェクトは、一般社団法人福井環境研究開発が、今年6月25日と7月9日に開催した「し～らなかった！若狭シイラ調査隊」という海洋体験学習イベントから派生しました。この体験を通じて、子どもたちは若狭の海に親しみ、その魅力を学びました。その結果、新たに開発されたフライは、子どもたちの「若狭のシイラの美味しさを知ってほしい！」という想いから誕生しました。

シイラは、温暖化の影響で近年若狭湾での漁獲量が増加している魚ですが、鮮度が落ちやすいため、なかなか流通しづらい現状があります。これに対抗すべく、地元企業と連携し、特に海の豊かさを次世代に引き継ぐことを目的とした日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、この商品は開発されました。

「サクサク！！マヒマヒフライ」は、12月11日に道の駅「若狭おばま」にて販売が開始されます。冷凍9個入りで1,800円（税込）で販売され、また福井県立大学小浜キャンパス内にある「Kitchen Boo」ではバイキング料理として提供されます。

商品発売を記念し、同日には小浜市西津小学校の約160人の児童に「サクサク！！マヒマヒフライ」の試食が行われました。参加した児童たちは「身がぷりぷりでおいしい。多くの人に食べてもらいたい」と感想を述べ、地元の海の味を楽しみました。

パッケージには、実際に児童が描いたイラストが使用されています。シイラの特徴を捉えたカラフルなデザインは、見る人の目を引きます。商品の名前も、児童たちのアイデアの中から「サクサク！！マヒマヒフライ」と名付けられ、子供たちの思いを形にした商品となっています。

海を知り、海を守る。このプロジェクトは、ただのフライを作るにとどまらず、若狭の海の大切さを伝える貴重な試みとなっています。子どもたちの思いと共に、新しい形で地元の海の恵みを楽しんでみませんか。若狭のシイラの美味しさにぜひ触れてみてください。