ドローン業務を全自動化する「DJI DOCK 3」を先行販売開始、Webセミナーも実施

ドローン業務の未来を拓く「DJI DOCK 3」の登場

株式会社セキドが2月27日、ドローン業務を全自動で管理できる新型ドローンポート「DJI DOCK 3」を発表しました。この革新的な製品は、点検や調査、警備、測量などさまざまな業務を効率化することが期待されています。全国で開催される無料Webセミナーや実演会に参加することで、実際の機能や活用方法を理解できます。

DJI DOCK 3の特長とは？

「DJI DOCK 3」は、保護等級IP55の防塵防滴機能を備え、寒冷地でも安定した運用が可能です。新型の産業向けドローン「DJI MATRICE 4D／4TD」を搭載しており、遠隔操作で高品質なドローンオペレーションを実現します。これにより、業務の効率性が大幅に向上します。

業務効率を高める革新技術

このドローンポートは、以下のような先進的な機能を持っています。

1. 短縮された離陸時間

事前にGNSS位置情報を取得することで、最短10秒で離陸が可能。これにより、飛行開始までの待機時間を大幅に削減することができます。

2. 最大54分の飛行時間

新しい技術により、最大飛行時間が54分に延長されました。自動帰還（Return To Home）機能の設定を見直すことで、長時間の業務にも対応できます。

3. 幅広い環境での安定性

-30℃から50℃の環境でも安定動作が可能で、極端な高温や低温でも問題なく運用できます。また、最大12m/sの耐風性能により、強風時でも安定した離着陸を実現します。

専用設計のドローンとその応用

「DJI MATRICE 4D／4TD」とは、DJI DOCK 3専用に設計された防水・防塵ドローンです。このドローンは、広角カメラや中望遠カメラ、レーザー距離計を搭載し、特に高精度なマッピングや詳細な検査に向いています。さらに、Matrice 4TDは赤外線サーマルカメラを装備しており、公共の安全やインフラ検査など多様な用途に活用することができます。