中南米・カリブ地域のスタートアップ支援プログラムTSUBASA2025
独立行政法人JICAと米州開発銀行(IDB)が共同で進める「TSUBASA(Transformational Start Ups' Business Acceleration for the SDGs Agenda)」プログラムが、2025年度に向けたオープンイノベーションチャレンジ「TSUBASA2025」の公募を開始しました。このプログラムは、日本のスタートアップが中南米・カリブ地域でのSDGsに貢献するビジネスモデルや革新的なアイデアを発掘し、支援することを目的としています。
プログラム背景
中南米・カリブ地域では、近年スタートアップエコシステムが急速に発展しています。この成長を活かし、日本の起業家たちが現地の開発課題に取り組むことが期待されています。JICAは、2021年度からIDB Labと共同で、SDGsに向けた革新的なビジネスの創出を目指して「TSUBASA」プログラムをスタートさせました。これまでに8社、11社、9社といったスタートアップが支援を受け、多様なビジネスモデルが構築されています。
TSUBASA2025オープンイノベーションチャレンジの概要
目的
プログラムの目的は、中南米・カリブ地域における開発課題の解決に寄与する、日本のスタートアップ企業の革新的なアイデアやビジネスモデルを発見し、支援することです。
募集内容
今回の公募では、中南米・カリブ地域における特定の開発課題やSDGsに対する革新的なソリューションを求めています。
募集分野
プログラムは3つのコースで構成されており、以下の分野からの応募を募集しています。
1.
Businessコース:ClimateTech、EdTech、AgTech、FinTech、GenderTech、Silver economyなど、IDB Labの重点分野での革新的なソリューションを募集します。
2.
Governmentコース:
- JICAが実施中または予定の案件との共創として、特定の国におけるプロジェクトが含まれます(例:パラグアイ×デジタル化、エクアドル×環境管理など)。
- 相手国政府のニーズに基づく革新的なアプローチの検証(例:チリの社会福祉、ドミニカ共和国のサルガッサム問題など)も対象です。
応募方法
応募は、専用サイトから行います。リンクはこちら:
TSUBASAプログラム専用サイト
スケジュール
公募期間は2025年1月27日から3月31日まで。選考は4月から5月の間に行われる予定です。
DIの取り組みと未来への道
株式会社ドリームインキュベータ(DI)は、社会課題解決に向け、国内外のスタートアップとの連携や革新的な金融スキームを活用し、新たな援助の形が追求されています。特に「社会を変える 事業を創る。」というミッションのもと、官民連携やスタートアップとのコラボレーションを通じて、グローバルな課題に取り組む姿勢が強調されています。
今回のTSUBASAプログラムは、時代のニーズに応え、中南米・カリブ地域での新たなビジネス創出を加速させる重要な一歩となるでしょう。
株式会社ドリームインキュベータの詳細は公式サイトでご覧ください:
DI公式サイト