AITalk® 声の職人 クラウド版の登場
株式会社エーアイは、2025年9月30日よりAITalk® 声の職人のクラウド版を提供開始すると発表しました。この新サービスは、深層学習を活用したDNN音声合成エンジンを搭載しており、従来よりもさらにリアルな肉声感を実現しています。利用者はWebブラウザを通じて、月額制で手軽に利用することができ、合成文字数は無制限という利点も兼ね備えています。
サービスの特徴
このクラウド版は、AI音声で法人向けのナレーションを作成するために設計されています。エーアイが開発した「AITalk6」は、滑らかで自然な音声ファイルを生成可能です。また、ソフトのインストールが不要であり、インターネット環境さえあればどこでも利用できるため、法人ユーザーにとっては非常に便利な選択肢です。
特に、新しい音声合成を導入する際、セキュリティ上の制約からインストールが阻害される場合に最適です。必要な分だけの利用で済みますので、利用頻度が低い企業にとっては嬉しいサービスです。さらに、ユーザーインターフェースや辞書ツールが進化しているため、既存のパッケージ版を使っているユーザーもスムーズに移行が可能です。
月額利用の利便性
クラウド版は月額60,000円(税別)で、1ヶ月ごとの契約が可能です。特に音声合成をスポットで利用したい法人に最適で、株式会社の株主総会の音声生成や電話ガイダンス等、必要な短期間のみで音声を作成したい時に大変便利です。話者は男女4名の中から2名を選ぶことができ、合成文字数や回数は無制限です。
ユーザー辞書エディターの提供
新たに契約した顧客には、専門用語の登録や調整が容易にできる「ユーザー辞書エディター」が提供されるため、自社のニーズに合わせた対応が可能です。さらに、このエディターは過去のAITalk4.1やAITalk5の辞書を簡単にインポートできるため、既存のユーザーも手間をかけずに新しい機能を利用することができます。
操作性の向上
AITalk® 声の職人シリーズは、より直感的に利用できるようUIを進化させています。音声合成ソフトの利用が初めてのユーザーでも、想定通りの音声ファイルを作成できるようになっています。これにより操作が簡素化され、ユーザーのストレスも軽減されます。
新機能の紹介
AITalk6の搭載により、さらに肉声感の高い音声ファイル生成が可能になりました。また、プロジェクトファイル保存機能も追加され、編集中の音声ファイルに関連する情報を一括保存できるため、複数人での作業も効率的に行えます。将来的には外国語対応も視野に入り、さらなる機能拡充が期待されます。
このような進化を遂げたAITalk® 声の職人クラウド版は、様々なビジネスシーンでの音声合成需要に応えることができる製品に仕上がっています。興味のある方はぜひ、デモページにアクセスし、実際にその性能を体験してみてください。
デモンストレーションページ
詳しくは商品のウェブサイトを訪れて、最新情報を確認してください。