津山まち博~津山まちじゅう体験博2025~
津山市が主催する「津山まち博~津山まちじゅう体験博2025~」は、2025年の9月20日から11月30日までの約2か月間、津山の歴史、文化、食などを街全体で体験できる新しいイベントです。このイベントは、津山まちじゅう博物館コンソーシアムが主催し、津山市と津山市観光協会の後援を受けて開催されます。
イベントの魅力
津山の街を博覧会の会場に見立てて、食、歴史、文化、技術、芸術、自然など多岐にわたる体験を通じて津山の魅力を発見できる機会です。お子様から大人まで楽しめる47のプログラムが用意されており、参加者は事前に予約を行う必要があります。
例年多くの人が訪れるこのイベントでは、特に歴史的な背景を持つ体験や、地元産の食材を使用した料理体験などが人気です。先着順での申し込みとなるため、参加を希望する方は早めに予約することをお勧めします。
多彩な体験プログラム
以下にいくつかの体験プログラムを紹介します。
1. 江戸時代の珈琲煮出し器を使った体験
江戸時代にオランダから伝来した「コーヒーカン」を用いて、当時の淹れ方と現代のペーパードリップでのコーヒーを飲み比べることができます。このプログラムでは、珈琲の文字を初めて当てた藩医宇田川榕菴の歴史も触れることができ、感犠のある時間が過ごせます。
2. 親子で挑戦!豆腐作り
「美作もち大豆」を使用した豆富作りは、にがりを使って豆乳を固める体験ができるプログラムです。作った豆腐をその場で味わえるほか、紙芝居もあり食育にも最適です。親子での参加を促進するために割引も用意されています。
3. 酒蔵巡り
津山には有名な酒蔵がいくつかあり、代行ドライバーを利用して安心して散策しながら試飲を楽しむツアーも行われます。江戸時代から続く酒文化を体感し、自慢の地酒を味わうことができます。
4. 伝統工芸の和紙作り
横野和紙の手漉き体験では、職人の指導のもと、オリジナルの和紙を作成できます。地元産の三椏と滝の水を使用して、世界に一つだけの作品が作れる貴重な体験です。
参加方法
参加したい方は、公式HPから体験プログラムの詳細を確認し、事前予約を行ってください。予約は電話でも受け付けており、各プログラムのページに記載された連絡先を参照してください。
地域活性化への期待
このイベントは、津山市の「まちじゅう博物館構想」の一環として進められ、地域の魅力を高めるだけでなく、住民が主体となってその魅力を創出することを目指しています。津山の歴史や文化を知り、体験することで、訪れる人々が津山を再発見できることでしょう。
幅広い世代と共に、津山の新しい魅力を体感できる「津山まち博2025」。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?