Gas Oneの改革
2025-09-11 11:54:56

Gas Oneグループが統合人事システム「COMPANY」を導入し業務工数を8,000時間削減

ガスワンHD、統合人事システム「COMPANY」を導入



株式会社WHI Holdings(本社:東京都港区)のCEO、安斎富太郎氏が発表したところによると、ガスワンホールディングス(以下、ガスワンHD)グループは、地域統括会社を含む全6社で新たに統合人事システム「COMPANY」の利用を開始しました。この新システムの導入により、ガスワンHDは年間約8,000時間の業務工数を削減できる見込みです。

統合人事システム「COMPANY」の導入背景



ガスワンHDは、LPガス・でんき・都市ガス・灯油といった総合エネルギー事業を展開し、国内37都道府県及び海外9ヵ国でサービスを提供しています。その中で、従業員の育成や適切な配置に力を入れることが重要であることから、人事部門のデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められていました。しかし、既存の給与システムの機能不足、システム間連携の欠如、散在する人財データなど、課題が山積していました。

これに伴い、多くの業務が手作業で行われており、大量の表計算ファイルや書類申請の手間が苦痛になっていました。このような状況から脱却するため、全社的な人事業務の統一を図る必要がありました。

「COMPANY」がもたらす革新



新たに導入された統合人事システム「COMPANY」では、人事管理・雇用手続き・勤怠・給与計算・タレントマネジメントの各分野での業務を一元化します。これにより自動化やペーパーレス化が進み、業務のスピードと精度向上が期待されます。特に、給与計算や勤怠管理の効率化が実現されることで、大幅な工数削減が可能になります。具体的には、年末調整や各種手当の計算業務がスムーズに行えるようになり、業務全体の効率も改善されます。

また、月間150件繰り返される福利厚生の申請書もWeb化され、従業員はスマートフォンを通じて申請し、承認作業も迅速に行えるようになります。これによりエラーを減らし、リアルタイムでの確認が可能となり、業務の透明性が向上します。

顧客ニーズに応えるデジタル化



「The Gas One Vision2045」と題されたガスワンHDのビジョンでは、2045年の創業100周年に向けてデジタル化の重要性が強調されており、顧客のニーズに迅速に応えるための体制を整えています。「COMPANY」の導入を通じて、人事データは一元化され、より良いタレントマネジメントが可能となります。これにより、経歴や研修履歴に基づいた育成計画や従業員の業務経験・スキルに基づく配置が実現されるでしょう。

今後の展開



ガスワンHDは未来の人事業務に向けて、既存のグループ会社にも「COMPANY」を導入し、全体でのシステム統一を目指しています。これにより、さらなる業務効率化を図り、人的資本マネジメントの向上が期待されます。WHI Holdingsも継続してこのシステムの提供を行い、多様な企業の人事ニーズに応えつつ、最前線の技術をもって人材の最適化に取り組んでいくことでしょう。ガスワンHDは、今後も持続的な成長を遂げる姿勢で、市場の変化に適応し続けることが期待されています。

ガスワンHDからは、システム導入に際して、業務の大幅な改善が進行しているというコメントが寄せられています。また、新たな人事制度改革が近づいているため、柔軟な対応が要求される中、今後の進展に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社WHI Holdings
住所
東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル21階
電話番号
03-5575-5277

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