モルゲンロットとJAXA、HPCシステム効率化に向けた共同研究成果を発表 - SC24で最新技術を公開

モルゲンロット株式会社と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、スーパーコンピューティングの国際会議「SC24」において、JAXAスーパーコンピュータシステム（JSS3）の効率化に向けた共同研究の成果を発表しました。

2024年2月から開始されたこの共同研究では、JSS3の運用効率を最大限に引き出すための取り組みが行われました。その成果として、SC24では以下の内容が発表されました。

JSS3における各ジョブの分析結果に基づいた効率的な運用方法
大規模ノード数の稼働状況を可視化し、分析するための新たな方法の開発
* ジョブ管理環境と消費電力算出機能（EAR）の連携

発表会では、モルゲンロット取締役COOの中村昌道氏と執行役員CTOの伊藤寿氏が、これらの成果の詳細や今後の展望について説明を行いました。

SC24は、ハイパフォーマンスコンピューティング、ネットワーク、ストレージ、分析に関する国際的な会議であり、世界中の研究者や技術者が集まります。モルゲンロットとJAXAの共同研究成果は、この重要な会議を通じて、世界に発信されました。

今回の発表は、JAXAのスーパーコンピュータシステムの性能向上だけでなく、日本の科学技術の発展にも大きく貢献するものと期待されます。モルゲンロットは今後も、JAXAとの連携を強化し、HPC分野における革新的な技術開発を推進していく予定です。