新造客船「飛鳥Ⅲ」
2025-07-11 21:08:05

34年ぶりの新造客船「飛鳥Ⅲ」命名式 横浜港で盛大に行われる

新造客船「飛鳥Ⅲ」命名式、その全貌



2025年7月11日、横浜港大さん橋国際客船ターミナルでは、郵船クルーズ株式会社による34年ぶりの新造客船「飛鳥Ⅲ」の命名式が盛大に行われました。この日は特別な意味を持ち、様々な関係者が集結し、航海を共にする船の誕生を祝いました。

「飛鳥Ⅲ」の特長とは?


「飛鳥Ⅲ」は、52,265総トンの豪華客船で、2025年7月20日から本格的に運航が始まります。これにより、古豪「飛鳥Ⅱ」と並ぶことで、2隻体制による多彩なクルーズプランが展開される予定です。

豪華な命名式の様子


命名式は、最先端のホログラフィックスクリーンを備えた「リュミエール シアター」で実施され、クルーズ業界の重要人物が一堂に会し、未来への展望を語りました。郵船クルーズの社長である西島裕司氏は、その挨拶の中で、「飛鳥Ⅲ」の誕生が顧客に新しい幸せな時間を提供することを目指していると強調しました。

また、来賓挨拶として国土交通大臣の中野洋昌氏や横浜市長の山中竹春氏などが登壇し、祝辞を述べました。命名者の日本郵船株式会社の曽我貴也社長令夫人である曽我多美子氏からは、伝統的な儀式としてシャンパンスプラッシュが行われ、新船の安全と成功を祈願しました。

記憶に残るキャプテンズパーティー


命名式の後には、メインアトリウム「アスカプラザ」でキャプテンズパーティーが開かれ、船長の小久江尚氏が意気込みを語りました。「飛鳥Ⅲ」は、古より「3」が縁起の良い数字とされ、日本のクルーズ文化のさらなる発展に寄与することを確約しました。

船内の魅力


船内は、開放感にあふれたデザインで、訪れる人々を魅了します。日本の伝統美を融合させた空間には、名作が展示され、洗練された美食体験も提供されます。特に、多様なレストランが魅力で、フレンチやイタリアン、割烹料理など、全6つのレストランからその日の気分に応じた選択が可能です。

利便性の高い客室設計


全客室から海の絶景を一望できる海側バルコニーが設けられ、デザインには日本ならではのおもてなしが表現されています。「ペントハウス」や「スイート」など、さまざまなニーズに応える客室が用意されています。

環境配慮型の新技術


飛鳥Ⅲは、環境に優しい最新技術が導入されており、LNG燃料やD.P.Sシステムの搭載により、エコ性能が向上しています。この取り組みは、持続可能なクルーズ業界の重要な一歩ともいえるでしょう。

終わりに


「飛鳥Ⅲ」の運航により、これまで以上に多様で豊かなクルーズ体験が提供されることが期待されます。新たな日本のクルーズ文化を切り拓くために、多くの人々に愛される船となることを願っています。7月20日の初航海は、観光地として注目の北海道の函館や小樽を巡る充実のプランが用意されており、目が離せません。


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会社情報

会社名
郵船クルーズ株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー47
電話番号

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