令和6年能登半島地震からの復興と交流の重要性
能登半島地域では、昨年発生した地震が深刻な影響を与えました。特に観光資源が損なわれ、人々の交流が減っている現状は、地域経済にも大きな打撃を与えています。こうした課題を克服するため、能登地域移住交流協議会は2025年1月16日に、専修大学神田校舎で『令和6年能登半島地震から1年交流の観点から考える被災地とのつながり』という公開講座を実施します。この講座は、震災後の状況を振り返るだけでなく、未来へ向けた交流のあり方についても考える機会となることでしょう。
不幸にも震災の影響を受けた中能登地域に位置する七尾市、中能登町、羽咋市は、震災後、観光客の減少や地域間交流の希薄化といった問題に直面しています。そこで、震災を背景にした観光の重要性や、地域をつなぐ交流のあり方を再考する必要があります。この講座では、金沢大学の井出明教授をゲストに迎え、ダークツーリズムの観点から観光の新たな価値を探求します。井出教授は、日本でこの概念を広める立役者であり、新しい観光の可能性を感じさせてくれる存在です。
また、ファシリテーターとして専修大学の福冨忠和教授が参加します。福冨教授は、地域メディアの活用や被災地支援に関わる数々の実績があり、地域資源を生かした新たな交流促進策を模索しています。彼の豊富な知識と経験が、この講座の進行に大きな影響を与えることでしょう。
開催日時は2025年1月16日(木)18時45分から20時15分まで。開場は18時30分からで、参加者は当日、直接会場にお越しいただくことも可能です。さらに、オンラインでも参加できるようにURLが用意されています。これにより、現地に来ることができない方も、自宅や職場から容易に参加することができます。
参加は無料であり、地域の復興や交流に興味がある方はどなたでも参加できるこの貴重な機会をお見逃しなく。すべての関係者が集まり、震災の記憶を風化させることなく、新たな交流や協力の道を探索する場となることが期待されています。
主催は能登地域移住交流協議会で、共催には専修大学・現代ジャーナリズム研究機構が名を連ねています。参加者は多様な視点から震災の教訓を学び、地域との絆を深める良い機会となるでしょう。
詳細情報:
開催場所: 専修大学神田校舎10号館11階10115教室
オンライン参加用URL:
こちらをクリック
お問合せ先: 七尾市産業部産業振興課 奥野真弓
住所: 〒926-8611 石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地
電話: 0767-53-8565
地域の人々が集い、意見やアイディアを交わし合うことで、震災からの復興を共に考える良い機会となることでしょう。ぜひ参加をご検討ください。