スワイプ型LP制作ツール「SwipeKit」の広告展開が始まる
株式会社ベクトルの子会社、株式会社トライハッチが自社開発したスワイプ型LP制作ツール「SwipeKit」の広告を開始しました。ビジネスメディア「PIVOT」と東京都内のタクシー車内モニターを活用し、SwipeKitの認知度を高めることを目的としています。この広告では、SwipeKitのコンセプトや導入した際の効果について詳しく解説し、タクシー内での視聴を通じてモバイルユーザーへのリーチを拡大していく方針です。
スワイプ型 LP の必要性と Challenges
近年、SNSプラットフォームのTikTokやInstagramが普及することにより、特に若年層は直感的に情報を取得できるスワイプ形式を好む傾向にあります。対して、従来のスクロール式ランディングページ(LP)は情報量が多すぎるため、ユーザーの離脱率が高まるという課題があります。その結果、コンバージョン率(CVR)が低下するという問題が浮上しています。
その一方で、スワイプ型LPは視覚的に訴える効果がありながらも、高い開発コスト(約700~800万円)が障害となり、多くの企業が導入をためらっているという現実があります。しかし、トライハッチはこの課題を解消すべく、ノーコードで簡単にスワイプ型LPを作成できる「SwipeKit」を開発しました。
「SwipeKit」の特徴と機能
SwipeKitは、画像や動画をアップロードするだけで、誰でも簡単にスワイプ型LPを作成できるツールです。特許出願中の「マーカーポイント機能」によって、1ブロックあたり最大5つの商品の誘導が可能であり、これによりCVRの向上が期待されます。また、各ブロックの効果分析やABテスト機能も備えており、迅速な改善策を講じることができるのです。さらに、同ツールは多言語自動翻訳機能や会員限定コンテンツの表示設定など、さまざまなビジネスニーズに対して幅広く対応しています。
実績と成果
正式リリースからわずか一ヶ月で、導入企業が20社増加し、現在では50社を超える企業へと広がっています。これらの企業では、コンバージョン率が従来に比べ165%向上し、サイト滞在時間が130%増加、離脱率は150%低下するなどの成果が出ているのです。特にD2Cブランド、アパレル、飲食業界など、多様な分野で注目されています。
今回の広告展開
今回制作された広告動画には、トライハッチの代表武藤氏と専務の佐藤氏が登場し、SwipeKitの誕生背景や今後のマーケティングの流れを語っています。視聴リンクは
こちらです。
さらに、タクシーでの広告は2025年6月2日から6月22日まで放映され、東京都内23区を走るタクシーアプリ「S.RIDE」対応車両に搭載されます。この広告は、統合プロモーションの一環として実施されています。
今後の展望
武藤社長は、「SwipeKitはマーケティング視点を考慮したSaaS製品の一環です。私たちの目標は、誰でもこのツールを簡単に使いこなせるようにすることです」とコメントしています。また、2025年には、完全成果報酬型の予約システムやショート動画SNSの一元管理SaaSなども順次リリースし、店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させていく計画です。
株式会社トライハッチについて
トライハッチは、2018年1月に創業され、新宿区を本拠地とする企業です。MEO事業をはじめ、Googleビジネスプロフィールの管理や分析ツールを提供することで、国内外の70,000店舗以上にサービスを展開しています。今後もAIとインターネットを活用した店舗集客の仕組みの革新を目指し、継続的にサービス提供していきます。