MNTSQ CLMに新機能追加で業務効率向上
MNTSQ株式会社(本社:東京都中央区)は、契約書のライフサイクルマネジメントを提供する「MNTSQ CLM」に、契約書間の「差分比較」機能を追加しました。この機能により、契約書の修正点を簡単に特定できるようになり、業務負担を大きく軽減します。
新機能の概要
契約書は交渉を進める中で様々な修正が加えられるため、変更点を把握することが重要です。この差分比較機能は、過去のバージョンと現在のバージョンを比較することができ、どの箇所が変更されたのかを視覚的に表示します。これにより、確認作業の効率が飛躍的に向上し、誤った修正点を見落とすリスクも減少します。
実務での活用シーン
この新機能は、主に次のようなシーンで有効です。
1. 交渉過程での比較
交渉の過程で、相手方とのやりとりによって修正された契約書を確認する際、前バージョンと現在のバージョンを比較します。これにより、見落としを防ぎつつ、短時間で正確なレビューが可能になるため、スムーズな契約締結に繋がります。従来の手作業での確認に比べ、格段に負担が減ります。
2. 異なるファイル形式間での比較
また、異なるファイル形式やドキュメント間でも比較が行えるため、例えば過去の契約書と新たな契約書を比較したり、法務部が確認したドラフト版と事業部が作成した最終版PDFとの確認がスムーズに行えます。これにより、契約過程でのリスクを大幅に軽減できるのです。
アップデートの日時
この差分比較機能は、2025年1月27日(月)に正式にリリースされる予定です。これにより、より多くの企業が契約書の管理業務を効率化し、迅速な契約締結が可能となるでしょう。
MNTSQ株式会社の取り組み
MNTSQ株式会社は、2018年に設立され、「すべての合意をフェアにする」というビジョンのもと、長島・大野・常松法律事務所のノウハウと機械学習を組み合わせて、契約業務の革新に取り組んでいます。契約書作成から管理まで、業務の変革を促すサービス「MNTSQ CLM」を通じて、企業の法務業務を支援しています。
以上のように、MNTSQ CLMの差分比較機能は、契約業務の効率向上に向けた重要なステップとなります。これからも多くの企業にとって、契約業務がよりスムーズに進むことを期待されます。