トポ米で農家支援
2025-10-01 09:36:42

『トポ米』農家支援とフードロス削減を実現する新サービス

農業の未来を守る新たな一歩『トポ米』の登場



私たちの生活に欠かせない米。しかし、日本の米農家は深刻な経営環境に直面しています。それを受け、株式会社STRKは、新たなサービス『トポ米』を2025年10月に開始すると発表しました。このサービスは、農家が直面する収益性や担い手不足という課題を解決し、消費者には安価に米を提供することを目指しています。

農家の厳しい現状



日本の米農家は、厳しい経営環境の中で苦しんでいます。例えば、約2,000坪の田んぼを持つ農家の手元に残る年間収入はわずか25万円程度。ここから人件費や機械の保守費用を差し引くと、その厳しさは伝わります。一方で、高価な農業機械の購入やメンテナンスには600万から800万円が必要であり、再投資も避けられません。これに加え、調査によれば約70%の農家が次の担い手を確保できておらず、地域農業の衰退という危機的な状況にあります。

『トポ米』のサービス内容



『トポ米』は、会員制のフードロス削減サービス「トクポチ」を運営している株式会社STRKが立ち上げたサービスです。その目的は、農家から米を高く買い取り、消費者には安価で提供することです。これにより、農家は安心して米作りを続けられる環境を整え、消費者は適正価格で優れた品質の米を手に入れることができるのです。具体的には、滋賀県産の近江米「キヌヒカリ」の玄米30kgをテスト販売し、その販売価格は税込で18,900円。物流オペレーションの都合上、他商品と同梱は不可ですが、近隣の精米所で精米することで家庭でも楽しめます。

農家と消費者をつなぐ新たな挑戦



『トポ米』は単なる米の販売ではなく、農家が安定した収益を得られる仕組みを提供し、さらには次世代の担い手にバトンを渡せる環境を構築する挑戦です。未来の日本の農業を守るために、滋賀県からスタートし、全国展開を視野に入れています。

今後の展開



また、この『トポ米』の取り組みが成功すれば、米だけでなく他の農産物にも展開することを計画しています。このモデルを確立することで、フードロス削減にも寄与し、地域農業の活性化を図りたいという強い意志があります。農業の未来を守るために、ぜひとも応援したいプロジェクトです。

代表の我時朗氏は「このサービスは農業だけでなく、私たちの食生活にも密接に絡んでいる」と述べ、需要と供給のバランスを保つことの重要性を強調しています。農家と消費者、双方の利益を守る新たな仕組み『トポ米』。その挑戦に、ぜひ注目していきたいです。


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会社情報

会社名
株式会社STRK
住所
滋賀県東近江市垣見町720-3
電話番号
050-3567-2652

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