日本経済大学の学生が渋谷でボランティア活動
2024年11月26日から29日にかけて、約400人の日本経済大学(東京都渋谷区)学生が、渋谷区と連携し、落書き消しボランティア活動を実施しました。この取り組みは、渋谷駅周辺で増加する落書き被害の改善を目指し、地域美化に寄与することを目的としています。
本活動は、渋谷区が展開している「らくがき消去サポーター(らくサポ)」への応募を契機に実現しました。学生たちは、地域のボランティアと協力し、実施に必要な知識や技術を習得するため、区職員からのレクチャーを受けました。ボランティアの際には、専用の溶剤と布巾を使い、建物や看板に描かれた落書きを取り除く作業を行いました。また、電柱に貼られたステッカーの剥がし作業も丁寧に実施されました。
活動期間中、毎日約100名、合計で400名を超える学生が参加し、ハチ公広場やセンター街、道玄坂、恵比寿東口公園など、落書き被害が深刻なエリアで清掃活動を行いました。学生たちは、自らの手によって街が美しくなっていく様子を目の当たりにし、大きな達成感を得ました。
参加した学生からは、「落書きが多いと感じていましたが、作業を通じて街がきれいになる達成感がありました。いつか渋谷が落書きもごみもない街になることを願っています。」という声が聞かれました。また別の参加者は、「落書きを消すのは非常に大変な作業だと実感しました。この活動は、渋谷の美観や治安を守るためにとても重要です。また機会があれば、ボランティア活動に取り組みたいと考えています。」と述べました。
地域貢献を大切にしている日本経済大学の教育カリキュラムの一環として、学生たちは今回の活動を通じて、地域社会の課題に触れ、社会的な意識を高める貴重な経験を得ました。私たちの取り組みは、渋谷で学ぶ者として、地域とのつながりを強化し、今後も社会課題解決に貢献するものとします。
この活動の初日には、NHKが取材を行い、夕方の番組「首都圏ネットワーク」で放映されました。活動の詳細については、
こちらのリンクでご確認いただけます。
日本経済大学について
日本経済大学は、都築学園グループの一員として、1956年に設立されました。開学56周年を迎えた同校は、経済と経営に特化した多様な学科を持ち、国際色豊かな大学です。2024年には新たな取り組みとして、デジタル人材の育成を目指す学科を新設予定です。
今後も渋谷の地域社会と連携し、継続的に社会貢献活動に取り組む姿勢を貫いていきます。