2024年ゴルファーの意識・実態調査の結果について
株式会社グラファイトデザインが2024年1月に実施した「ゴルファーの意識・実態調査」の結果が発表されました。この調査では、全国の20歳から69歳までのゴルファー1,000名を対象に、技術向上やゴルフにかける費用、さらには共にラウンドしたい人物についても聞かれています。
調査の概要
- - 調査タイトル: ゴルファーの意識・実態調査2024
- - 調査対象: 20歳~69歳の一般ゴルファー(年1回以上プレーする人)
- - 実施期間: 2024年1月5日~1月9日
ゴルファーの悩みとは?
調査の結果、81%のゴルファーが「現在のスコアに満足していない」と感じていることが判明しました。特に、現状に満足していない割合は20代・30代が最も高く86%に達し、60代では73.5%に留まっています。さらに、まっすぐ打てないことを感じている人は72.1%、思い通りの弾道や飛距離が出ないと感じるゴルファーはそれぞれ83%に及んでいます。
これらの結果から、多くのゴルファーが理想のプレーと現実のギャップに悩んでいることが分かります。
ゴルフ上達法
次に、ゴルフの技術向上のために何をしているかという質問では、最も多かったのが「練習場に通う」で51%となり、次いで「ゴルフ動画を見る」が40.8%でした。年代別に見ると、特に20代・30代ではSNSを使って情報を収集する傾向が高まっており、新たな上達方法として注目されています。90を切るゴルファーでは、自分に合ったシャフト探しが特に重要視されています。
ゴルフ用品への意識
調査によると、84%が「ベストなシャフトは人によって違う」と認識しており、特にハイレベルの選手ほどシャフトの交換に積極的です。中でも、スコアアップを目指すためにクラブを交換した経験がある人は67.7%に達します。
ゴルフにかける費用について
1ラウンドにかける平均金額は14,831円、練習場代は年間平均38,563円、ファッションには年間34,335円を費やしています。また、90を切るゴルファーのゴルフクラブへの投資は平均1,430,732円に上ります。これだけの投資をする背景には、スコアを向上させたいという強い意欲が垣間見えます。
ゴルファーの“あるある”
調査ではゴルファーが経験した「あるある」も浮かび上がりました。「ショートホールでワンオンしたのにパットが決まらない」というエピソードが最も多く、続いて「新品のボールでOB」が挙げられています。
一緒にラウンドしたい人
最後に、一緒にラウンドしたい人物に関しては、男性芸能人では「明石家さんまさん」、女性芸能人では「綾瀬はるかさん」、プロゴルファーでは「石川遼さん」が人気でした。また、アニメキャラクターでは「猿谷猿丸」がトップに。
まとめ
2024年のゴルファー調査から、スコアへの満足度の低さ、技術向上のために費やす努力、さらには一緒にプレーしたいキャラクターまで、多岐にわたる結果が得られました。ゴルフの楽しさや深奥が感じられる調査結果と言えるでしょう。