サイバーセキュリティ支援
2025-10-09 15:32:18

NTT西日本グループが提供する新しいサイバーセキュリティ支援サービスとは

NTT西日本グループが新たに提供するセキュリティ支援サービス



NTT西日本グループが2025年10月10日より新しいサイバーセキュリティ支援サービス「伴走型セキュリティ対策支援サービス」の提供を開始します。このサービスは、企業や自治体が直面するサイバー攻撃に対する効果的な対策を、医療の考え方を取り入れながらしっかりサポートするものです。いわば、企業にとっての「かかりつけ医」として、サイバーセキュリティの取り組みを強化していくことを目的としています。

サイバーセキュリティを取り巻く現状


近年、サイバー攻撃は一段と巧妙化し、企業におけるセキュリティ対策の重要性が増しています。しかし、日本国内ではサイバーセキュリティの専門人材が不足しており、企業は日々変わるリスクに対してどのような対策を講じるかの判断が難しい状況にあります。2026年度には経済産業省がサプライチェーン強化に向けたセキュリティ評価制度を制度化する予定で、企業にとってセキュリティ対策は経営戦略としての優先課題となるでしょう。

NTT西日本グループは、自動車産業におけるセキュリティ強化や教育分野のゼロトラスト導入支援など、多くの業界での実績を基にこれらのサービスを展開しています。この経験を活かし、企業が直面する人的リソースや専門知識の不足を補い、安心してセキュリティ対策を進められる支援を行います。

伴走型セキュリティ対策支援サービスの概要


新サービスは、以下の要素から成り立っています。

1. アセスメント
専門家によるセキュリティ診断を通じて、現在のセキュリティ対策の状況を評価します。内部や外部からのシステム診断に基づき、企業のセキュリティ対策の成熟度やリスク要因を評価し、企業の抱える課題を明確化します。

2. ケアプランの策定
アセスメントの結果を基に、専門的な知識を持つスタッフが企業に最適なセキュリティ対策計画を立案します。これにより、企業の目標達成に向けた実行支援を強化します。

3. 相談サポート
セキュリティ対策を進める中で発生する「ちょっとした困りごと」や疑問についても、メール等を通じて専門家が対応します。

このサービスは、単なる一過性の診断や提案に留まらず、企業のセキュリティ対策全般を包括的に支援するものです。

提供エリアと価格


このセキュリティ支援サービスは、西日本エリアに限定され、具体的には富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県で提供されます。サービスの価格については、お客様の要望や構成内容により異なるため、営業担当者への問い合わせが必要です。

今後の展開


今後、NTT西日本グループでは、サイバーセキュリティに関する多様なニーズに応えるため、サイバーハイジーンやセキュリティオペレーションセンター(SOC)のようなサービスをさらに充実させていく予定です。このことで「Cybersecurity Primary Care」の取り組みを強化し、より多面的な支援を行っていく考えです。

NTT西日本グループの新しいセキュリティ支援サービスが、企業やコミュニティ全体のサイバーセキュリティ意識を高める手助けになることを期待しています。この取り組みが、企業のリスクマネジメントの向上につながることは間違いありません。


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会社情報

会社名
NTTビジネスソリューションズ株式会社
住所
大阪府大阪市北区大深町3番1号
電話番号

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