仙台の新しいショートステイ
2022-12-27 10:00:01

仙台に新たに誕生する医療型ショートステイ、家族も安心して利用できる空間へ

新たな医療型ショートステイが仙台に登場



2023年4月、仙台市泉区に新しい医療型ショートステイが開設されます。この施設は、重症心身障がい児・者への支援を目的としており、医療的ケアが必要な子どもたちを安心して預けられる環境を提供します。

施設の背景



社会福祉法人SWCあいの実が運営するこの新しい施設では、2021年に施行された「医療的ケア児支援法」に基づく活動が進められています。この法律により、医療的ケア児に特化した支援が促進されていますが、実際に利用したいと考える多くの家族からの声が届いています。

家族たちは、既存のショートステイには課題があると感じています。「ショートステイの施設が少なく、預けることに対して罪悪感を抱いてしまう」「病院のような雰囲気での預かりに心配を感じる」といった声が寄せられており、家族としての感情や子どもたちへの思いが強く影響していました。

新しいショートステイのコンセプト



新たにオープンする施設は、従来の医療型ショートステイとは一線を画すことを目指しています。ご家族が滞在したくなるような、居心地の良い環境づくりを重視しています。まるで自宅にいるかのような感覚を大切にし、医療ケアを必要とする子どもたちが安心して過ごせる空間を提供することが目指されています。

家族の滞在を重視



今後の医療型ショートステイは、重症心身障がいや医療的ケアが必要な方々とその家族が共に過ごせる「ヴィラ型ショートステイ」という新しい形に進化します。このモデルは、全国の医療型ショートステイの新たな基準となることが期待されています。

施設の概要 では、滞在する家族が医療的ケアを要する子どもを見守りながらも、自身の休息や生活を大切にできるように工夫されています。医療従事者と家族の連携を強化し、柔軟な支援が行われるよう設計されています。

開設に向けた説明会



開設に先立って、事業者や報道関係者向けの説明会も行われます。日時は2023年1月23日(月)14:00から、仙台ヒルズホテルで。この説明会では、新施設の目的やコンセプト、利用対象者に関する詳細、さらに利用までの流れについても説明が行われ、質疑応答の時間も設けられています。

この新しいショートステイは、医療的なサポートと家族の絆を大切にした空間を提供することで、より多くの家族に選ばれる施設となるでしょう。仙台での新しい取り組みに、ぜひ注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
社会福祉法人あいの実
住所
宮城県仙台市泉区実沢中山北100-2
電話番号
022-785-9440

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