第1回 金沢・竹灯ろう祭りが開催決定
石川県金沢市で、能登半島の復興と世界平和を願う「第1回 金沢・竹灯ろう祭り」が2024年7月22日から8月31日まで開催されます。この祭りは、NPO法人「みんなの畑の会」が主催するもので、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を通じて資金調達を行っています。この取り組みは、地域の人々が集まり、被災者支援や環境保護の意識を高めることを目的としており、竹を使った独自のイベントです。
背景
近年、能登半島は自然災害の影響を受け、多くの住民が困難な状況に直面しています。特に、能登半島地震後には180名以上が避難を余儀なくされ、生活の支援が求められています。「みんなの畑の会」は、このような状況を受けて、炊き出しや音楽会を通じて被災者を支援してきましたが、今なお復興には多くの課題が残っています。
「第1回 金沢・竹灯ろう祭り」では、参加者や支援者から集まった資金を元に、被災者に必要な食料品や日用品を提供する予定です。この祭りが、地域の復興を後押しし、支援の輪を広げる一助となることを願っています。
環境への配慮
この祭りの最大の特徴は、放置竹林を利用した環境保全型のお祭りである点です。地域の竹を再利用することで、環境問題にも配慮されており、竹灯ろうを通じて自然との共生を目指します。また、県指定無形文化財である「御陣乗太鼓」の演舞なども交え、地域の文化を次世代に伝える役割も果たします。
収益の使途
収益金は、全国から寄せられる支援物資と共に、お米や生活消耗品の購入に使われる予定です。このように、収益が直接地域の復興支援に繋がる仕組みになっているのは大きな特徴です。
クラウドファンディングとリターンのご紹介
「第1回 金沢・竹灯ろう祭り」では、クラウドファンディングを通じて様々なリターンプランを設けています。1,000円の支援から、オリジナル缶バッジを贈呈し、10,000円の支援では竹のお猪口や竹ドームの作り方マニュアルなどもご用意。さらに、30,000円以上のプランでは、自家製の農作物や自然栽培米もお届けするなど、支援者に対する感謝の気持ちを形にします。
まとめ
「金沢・竹灯ろう祭り」は、ただのイベントではなく、地元の人々と全国の支援者が一体となって復興を目指す、思いの詰まったプロジェクトです。自然環境の保護と地域支援を兼ね備えたイベントを通じて、能登の未来を明るく照らしてくれることでしょう。ぜひ、多くの方に参加していただき、能登へ元気を届けるお手伝いをしていただければと思います。詳細は、
CAMPFIREのプロジェクトページをご覧ください。