新サービス「バイクパーク」が東京・大阪で本格展開！駐車違反の悩みも軽減

新たなバイク駐車サービス「バイクパーク」

バイクの駐車場不足が深刻な現代、特に都市部ではその状況が顕著です。株式会社バイクパークが12月1日から東京都、横浜、大阪、静岡の150カ所で新しいサービス『バイクパーク』の本格展開を開始します。このサービスは、バイクの1日貸しを提供するもので、駐車違反問題の改善に向けた期待も寄せられています。

バイク駐車場の現状

道路交通法の改正により、バイクも駐車違反の対象となり、取り締まりは厳しくなりました。その一方で、月極駐車場は徐々に増加しているものの、その供給は需要に追いついていないのが現状です。現在、約850ヶ所のバイク駐車場が存在しますが、依然として駐車場は不足しています。また、バイクの時間貸し駐車場は、コスト面からなかなか増加しないでいます。

一般的な乗用車の駐車場は多くのスペースを必要とするのに対し、バイクは1m×2m程度で十分です。しかし、その採算性が問題です。初期投資が数百万円にも及び、都心部での駐車料金も安いため、なかなか成り立たないのです。

新サービスの利点

新たに開始される「バイクパーク」では、従来のコインパーキングのような大規模な設備投資は不要です。『トメレタ』に登録することで、ネット上で1日単位、または時間単位での貸し出しが可能になります。パイロンやペンキで簡単にエリアを仕切って運用できるため、駐車場のデッドスペースを有効活用することができるのです。これにより、今まで駐車場として利用されていなかった土地が、駐車場として生まれ変わるチャンスがあります。

そのため、様々な空間が駐車場に変わる可能性があります。例えば、マンションの塀沿いや自宅前の空きスペースなど、意外と見つかるデッドスペースが収益源となります。