エンジニア採用におけるミスマッチ解消への道
株式会社ハイヤールーと株式会社リーディングマークが共同で実施したイベントでは、現代のエンジニア採用におけるスキルとカルチャーのミスマッチについて深堀りする内容が展開されました。
ハイヤールーは、AI時代のスキル面接サービス「HireRoo」を提供する企業で、エンジニア採用の新しいアプローチを模索しています。その一環として行われた今回のイベントには、リーディングマークの山京平氏が登壇し、人事関連の課題について解説しました。
ミスマッチの実態
イベントでは、まずエンジニア採用における「カルチャーのミスマッチ」の実態が語られました。7割以上の人事担当者が、候補者の選考にでの「ミスマッチ」の課題を認識しているというデータが示され、特にカルチャーフィットの見極めが難しいという現実が浮かび上がりました。これは、面接や書類だけでは、候補者の価値観や職場での適応力を把握しきれないからです。
ミスマッチ防止に向けた検討
さらに、リーディングマークの「ミキワメ 適性検査」というサービスが、候補者の適正評価にどのように寄与するかを紹介されました。このサービスは、候補者の性格を10分で評価し、自社で活躍する社員の特徴と照らし合わせることで、ミスマッチを減少させることを目的としています。また、面接の進行方法についても、候補者の特徴に基づいた「口説く面接官」の選定や、一次面接での効率化も提案されました。
カルチャーフィットとスキルのバランス
登壇者は、採用における「カルチャーフィット」と「スキル」をどうバランスを取るかについて議論しました。企業の状況や採用フェーズに応じて基準を柔軟に変更することが求められ、彼らは「ノックアウトファクター」を利用することで、一定の基準をクリアすることの重要性を強調しました。
今後の展望
ハイヤールーは、今後もエンジニア採用に特化したイベントを随時開催していく予定です。特に、AI技術を活用し、採用効率を高める取り組みが期待されています。イベントのアーカイブは、公式ページから視聴可能であり、興味のある企業や採用担当者にとって、有益な情報源となるでしょう。
さらなる情報を求めて
次回の開催予定イベントは、2025年6月の「エンジニアが集まる理由教えてください!さくらインターネット流・採用の裏側を語るトークイベント」などがあり、業界のトレンドを掴むための良い機会となります。
エンジニア採用が進化する中、ハイヤールーとリーディングマークの取り組みは、今後の人事戦略において重要な指針となるでしょう。