電脳交通、meemoの配車業務を受託
株式会社電脳交通(徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐)は、オムロンソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)が提供するライドシェアサービス「meemo」の配車業務を2025年1月15日より受託開始しました。今回、電脳交通がライドシェアサービスの配車業務を受託するのは初めてのケースとなります。
地域交通の課題に対応
地方都市では、少子高齢化や経済の停滞により、住民が移動する手段が乏しい「交通空白」の問題が深刻化しています。OSSは2019年から地域創生事業をスタートし、自治体と連携して交通ニーズの掘り起こしや事業計画の設計に取り組んできました。その中で、公共ライドシェアサービス「meemo」は地域交通の利便性向上を目指す重要なプラットフォームとして注目されています。
電脳交通の選ばれる理由
OSSが電脳交通を配車業務のパートナーに選んだ背景には、タクシー配車に特化したコミュニケーションセンターの運営ノウハウと、他社システムでの受託経験があります。これにより、OSSは迅速かつ柔軟な対応が可能となり、サービスの品質向上を図ることができます。
電脳交通は、これまでのタクシー配車の実績を活かし、透明性のある配車サービスを提供することを目指しています。OSSと共に地域の交通課題を解決し、人々の移動をより便利にするための取り組みを進めていきます。
コミュニケーションセンターの概要
電脳交通が運営するコミュニケーションセンターは、タクシー配車に特化したプロフェッショナルなチームです。全国41都道府県で約150社のタクシー事業者の配車業務を受託しており、月間の着信件数は20万件に上ります。120名のコミュニケーターがユーザーからの多くの要望に対応し、効率的で高品質なサービスを提供しています。
「meemo」について
「meemo」はOSSが提供するライドシェアサービスで、「もっと動いて、もっと会おう」をモットーに地域の人々の移動をサポートしています。このサービスを通じて、地域コミュニティの交流を促進し、移動の機会を広げることを目指しています。詳細は公式サイト(https://meemo.jp/)をご覧ください。
まとめ
電脳交通が「meemo」の配車業務を担当することにより、地域交通の利便性やサービスの質が向上すると期待されています。今後、この取り組みが地域活性化に寄与し、住民の移動の自由度を高めることにつながるでしょう。これからの両社の連携に注目です。