Deathフェス2025
2025-04-28 11:22:59

「Deathフェス2025」が新たな生死観を提起し、4200人が参加!

死を通じて生を考える「Deathフェス2025」



2025年4月12日から17日、東京・渋谷ヒカリエで行われた「Deathフェス2025」には、多くの人々が集まり、約4200人が参加しました。このイベントは、死と生の新たな関係を探求する場として位置づけられており、参加者は世代を問わず多様な人々が足を運びました。昨年は2000人の来場者だったため、今年の参加者数が大きく増加したことは、イベントの重要性を示しています。

主催者である一般社団法人デスフェスの市川望美さんと小野梨奈さんは、このイベントを通じて「生と死のウェルビーイング」をテーマに掲げ、多様な死生観や葬送文化を発信してきました。特に、4月14日の「よい死の日」を中心に組まれたプログラムは多彩で、トークセッションやワークショップ、展示が行われ、68の企画が展開されました。

多様なプログラムのラインナップ


特に注目を集めたのは、オーダーメイド棺を用いた「入棺体験」や、異なる宗派の僧侶による「死生観」についての対談です。これにより、参加者は死をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブな視点で考え直す機会を持ちました。また、環境意識が高まる中で注目される樹木葬や有機還元葬に関するセッションも行われ、死後の選択肢についての理解が深まりました。

加えて、「Deathスナック」と名付けられた空間が登場し、親しみやすい雰囲気の中で死について自由に語り合う場として機能しました。VR体験では地獄を体感するブースもあり、参加者は死を新たな視点で捉える機会を得ました。

参加者からの感想


参加者からは様々な感想が寄せられました。ある20代男性は「自分の生き方を見つめる機会になった」と述べ、また30代女性からは「死について考えることができる良い機会になった」との声がありました。40代の女性は、死が避けられがちな話題であると感じながらも、参加後には「生きているうちに多くのことを話す必要がある」と気づいたと語りました。

未来に向けての展望


デスフェスの主催者は、来場者からの多くの声を基に、今後の活動や次回「Deathフェス2026」の企画に活かしていく意向を示しています。また、ボランティアや協力社の支援に感謝し、より多様な関係性が築かれる場を目指して、引き続き活動を続けると宣言しています。

このように、「Deathフェス2025」は、死をただの終焉ではなく、新たな生の在り方を考える重要な機会を提供しました。今後も様々な角度から死生観を深化させる活動が期待されます。


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会社情報

会社名
一般社団法人デスフェス
住所
東京都渋谷区南平台町4番8号 南平台アジアマンション508号室
電話番号
090-6112-5013

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