RE100電力が新しい蓄電システムを導入
概要
2025年12月、RE100電力株式会社が奈良県桜井市に新たに設置する桜井蓄電所で、ファーウェイ・ジャパンの分散型系統用蓄電システム「LUNA2000-215-2S11」が国内初となる形で導入されます。これは、再生可能エネルギーを積極的に利用し、エネルギー供給を安定させるための重要なステップです。
事業の目的
RE100電力株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小西雄大)は、蓄電池出力1,999kW、蓄電池容量8.17MWhを持つさまざまな機能を備えた新しい蓄電所を運営します。本プロジェクトでは、需給調整市場やJEPX市場、容量市場でのアグリゲーションを通じて、エネルギーの需給バランスを安定化させることが目的です。これにより、再生可能エネルギーの導入を加速し、持続可能な社会の実現に貢献します。
蓄電システムの特徴
導入される「LUNA2000-215-2S11」は、水冷方式による信頼性の高い温度管理とパワーコンディショナを一体化した設計が特長です。このシステムは、省スペースでの設置が容易なため、公共施設や民間事業所などでも高い実用性を発揮します。このようにして、エネルギー供給の安定化だけでなく、再生可能エネルギーの普及にも寄与します。
今後の展望
RE100電力は、今回の新システムを通じて再生可能エネルギーの利用拡大を目指し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。また、同社はRE-REと連携し、彼らの技術力やノウハウを活かした新たなビジネスモデルやイノベーションの創出にも取り組む方針です。
会社概要
RE100電力株式会社
- - 設立日: 2016年3月
- - 代表者: 小西雄大
- - 資本金: 3億7500万円
- - 本社所在地: 東京都中央区日本橋二丁目9番10号 L.Biz日本橋8階
- - 公式URL: RE100電力
株式会社RE-RE
- - 設立日: 2013年2月20日
- - 代表者: 大津直樹
- - 資本金: 5,000万円
- - 本社所在地: 大阪府吹田市豊津町13-24江坂リツエイビル3階
- - 公式URL: RE-RE
この新しい蓄電システムの導入は、RE100電力にとって大きな一歩であり、日本のエネルギー産業においてもデジタル技術とグリーンエネルギーの融合の模範となることでしょう。今後の展開から目が離せません。