2023年11月、株式会社ボノボが提供する外国人材向け求人メディア「Jobal(ジョバル)」が正式に始動しました。これは、特に建設業界における深刻な人手不足を背景に開発されたサービスです。日本の建設業界では、近年、施工費の高騰が深刻な問題となっています。背景には、受注を断る建設事業者の増加や、将来を見据えた設備投資の停滞、高齢化に伴う人材不足などがあります。特に、55歳以上の就業者が36.7%を占める中、若い世代や外国人材を活用し、労働力を確保する必要性が高まっています。
しかし、多くの外国人材は日本で短期間勤務した後、帰国してしまうため、建設業界における長期的な担い手としての役割は十分果たされていません。こうした現状を踏まえ、Jobalでは、国内在留の外国人材と企業をつなぐ採用マッチングプラットフォームとして運用されます。このプラットフォームでは、すでに日本で働いている外国人材をターゲットとするため、日本語能力が高く、業務理解にも優れた人材の採用が可能です。
Jobalが提供する三つの価値は以下の通りです。一つ目は、日本国内での就労経験を有する外国人材とのマッチングにより、高い日本語能力を持つ人材の採用を支援します。これにより、職長クラスを含む次世代担い手の確保にも寄与します。二つ目は、成果報酬型のプランを採用しているため、採用成功時のみの料金が発生します。これにより、中小企業でも利用しやすくなり、広く優秀な外国人材の採用機会が提供されます。三つ目は、在留資格(VISA)手続きのサポートから受け入れ後の定着支援までを一気通貫で行う点です。これにより、初めて外国人材を採用する企業でも安心して利用できる環境が整えられます。
事業責任者の石井智さんは、「人手不足によって仕事を受けられない企業が増える状況は、日本の産業基盤そのものに関わる課題です」と指摘。「外国人材の活用は、単純な人数を増やすのではなく、企業と人材双方にとってのミスマッチを減らし、定着を促進することが重要です」とも語っています。また、今後は建設業界に特化したサービスを展開することで、介護や製造業など人手不足が深刻な他業界への展開も視野に入れているとのことです。
実際に、Jobalにはすでに20社以上の建設関連企業が参画しており、今後の成長が期待されています。SEOやデジタルマーケティングの専門家からのサポートを受けながら、企業の人材確保を支援し、日本の産業を持続可能なものにすることを目指しています。興味のある法人企業は、「Jobal」の公式サイトで求人掲載や採用支援に関する相談が可能です。
このように、Jobal(ジョバル)が建設業界において提供する新たな採用手法は、今後の日本の労働市場に重要な影響を与えるでしょう。