大阪に新しいデータセンターが登場
大阪市中央区に位置するOSA1データセンターが、ハウジング・コロケーションサービスの提供を開始しました。この施設は、最大2,900ラックを設置可能で、需要に応じて柔軟に拡張できることが特長です。省電力の冷却設備を採用しており、高性能なGPU搭載サーバーの収容にも対応しています。
エネルギー効率を重視した設計
OSA1は、年間PUE(Power Usage Effectiveness)値が1.32以下になるように設計されています。つまり、IT設備の電力使用効率を最大限に引き上げる工夫がされています。これにより、環境への配慮と効率的な運用が両立されおり、企業のサステイナブルな ITインフラの構築をサポートします。
CTCの強力なサービスネットワーク
このハウジング・コロケーションサービスは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)が提供しており、既存の東京、横浜、神戸のデータセンターサービスやクラウドサービスとのシームレスな相互接続が可能です。これにより、超高速で大容量、低遅延の通信環境が実現され、専用線の開設は最短2週間で可能となります。
ハイブリッドクラウド環境の実現
この新しいデータセンターを通じて、CTCはハイブリッドクラウド環境や生成AI、データ分析基盤の構築・運用をワンストップで支援していきます。さらに、OSA1ではAI市場に向けた水冷対応も検討しており、顧客の多様なニーズに応えるためのソリューションを提供し続けます。
アジアにおけるデータセンターの拡大
また、CTCはデジタルエッジと協力し、韓国やインドネシアなどアジア圏でのデータセンター新設を進めています。そして、2025年6月には東京日本橋に新たなデータセンター(TYO7)の開設を計画しており、さらなる信頼性と効率性の向上を目指します。
これからも、CTCは顧客の要望に耳を傾け、イノベーティブなサービスを展開し続けることでしょう。詳細については
こちらをご覧ください。