オムロン株式会社は、ESG投資の国際的な株価指標である「Euronext Vigeo World 120 Index」の構成銘柄に選定されたことを発表しました。これは、2019年以来2度目の選定となります。
「Euronext Vigeo World 120 Index」は、欧州の複数の株式市場を運営するEuronext社と格付機関ムーディーズグループのESG調査会社のMoody's Analytics社が共同で作成した指標です。世界1,500社の中からESGの「環境」「社会」「ガバナンス」の観点で優れた企業120社を選定しており、今回、日本国内からは15社が選ばれました。
オムロンは、「企業行動」「企業ガバナンス」「環境」「地域社会への貢献」の分野で高い評価を受け、選定に至りました。同社のサステナビリティへの取り組みは、企業理念である「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」に基づいています。
2022年からスタートした長期ビジョン「Shaping the Future 2030(SF2030)」では、「社会のサステナビリティ」と「オムロンのサステナビリティ」の両立を目指し、企業価値の最大化を目指しています。SF2030では、長期ビジョンとして初めてサステナビリティ重要課題を5つ設定し、ESGへの取り組みを着実に進めています。
オムロンは、今後も事業を通じて社会価値を創出し、企業理念の実践を通して、カーボンニュートラルの実現、デジタル社会の実現、健康寿命の延伸という3つの社会的課題の解決に取り組んでいくとしています。