2025年の生活意識を探る!あなたは犬派か猫派か?
株式会社クロス・マーケティングが実施した調査「2025年総決算!あなたはどっち?」では、20歳から69歳までの全国の男女1,100人を対象に、二者択一の形式で生活に関する趣向を探りました。本記事では、その結果から私たちの生活スタイルや趣味嗜好について詳しく解説していきます。
お金と消費行動
今回の調査では、日々の支払いに対する意識が浮き彫りになりました。キャッシュレス派は60.5%を占めており、ますますデジタル化が進んでいることがわかります。また、100万円あった場合の使い道に関しては、「投資」よりも「貯蓄」を選ぶ人が多く、貯蓄志向が強まっていることが伺えます。
加えて、プレゼントについては「リクエストしたもの」が77.3%を占め、サプライズを求める声が少数派になっています。特に20代ではサプライズを好む率が34.1%と高くもなっていますが、全体的には明確なニーズを求める傾向が見えます。
食に関する嗜好
続いて食に関する調査結果です。多くの人が「最後に食べる」ことを好む傾向があり、65.4%がそう回答しています。特に20代から30代の世代では、7割が最後を選んでいるのが特徴的です。また、朝食に関しては「ご飯」と「パン」がほぼ拮抗しているものの、20代ではご飯派が56.8%を超えているのに対し、60代ではパン派が60%を超えている結果となりました。
麺類に関しては、圧倒的に「ラーメン派」が82.5%を占め、「つけ麺派」は17.5%にとどまっています。日本のラーメン文化がいかに根強いものであるかを証明する結果です。
生活とエンタメの選好
生活スタイルにおいては、犬派61.2%に対して猫派は38.8%と、犬好きが優勢であることが示されています。また、「タイパ(時間対効果)」よりも「コスパ(コストパフォーマンス)」を重視する声が8割を超え、効率的でありながら価値を重視する傾向が見えてきます。
本を読む際の選択肢も興味深い結果となりました。「紙」が68.8%に対し、「電子書籍」は31.2%で、特に20代から30代では電子書籍を好む人が4割を超えています。これはデジタル世代の価値観を象徴していると言えるでしょう。
また、マンガや書籍の映画化に対する意見では、61.8%が「アニメ」を好むと回答していますが、60代以上では「実写」文化が根強い影響を及ぼしています。映画館で観たいジャンルも興味深く、「邦画」が58.1%に対し、「洋画」は41.9%と多くの世代で邦画人気が高い結果となっています。
希望や生活習慣
来年に向けての期待感も見逃せないポイントです。「今年はより良い年になる」と考えている人が63.3%いるのに対し、「良くならない」と思う人は36.7%と、前向きな見方が優勢です。
休日の過ごし方に関する質問では、寝坊を「幸せ」と感じる人が61%に達しており、「もったいない」との意見は39%にとどまっています。これは、リラックスした時間が求められていることを示唆しています。
また、寝るときにパジャマを着るという習慣も根強く、57.7%の人が着用しているという結果が出ました。特に20代ではこの数字が6割を超えています。
最後に、これからのボトムス選びについては、「ワイド」が71.3%と多く、また冬に着用する服では「ダウン派」が60.4%といった傾向が見られました。これからのファッション選びにおいて、トレンドを意識することが重要視されているのかもしれません。
まとめ
本調査の結果は、日本社会の変化する価値観や趣向、さらには生活習慣の変遷を浮き彫りにしています。このようなデータは私たちが日々の生活を見つめ直す機会になることでしょう。今後も新しい情報に注目し、さらなる深堀りをしていきましょう。