岡山大、留学拠点設立
2024-10-17 11:37:08

岡山大学、インドネシアに日本留学促進の拠点を設立し友好を深める

岡山大学がインドネシアに日本留学促進の拠点を設立



2024年9月17日、岡山大学(本部:岡山市北区)は、インドネシアのスラバヤ工科大学(ITS)内に留学促進事務所を新たに開設し、開所式を開催しました。これにより、海外における日本留学の情報提供や交流の場がさらに強化されることが期待されています。

開所式の様子



開所式には、スラバヤ工科大学のバムバン・プラムジャティ学長をはじめ、熊本大学の岸田光代副学長、岡山大学の門田功教授や川口克己国際部長といった関係者が出席しました。バムバン学長は祝辞の中で、この事務所がインドネシアの学生に対し、日本留学の情報提供を行うことで、学生の未来に新たな可能性を与え、日本留学への扉を開く手助けができるとの期待を寄せました。また、岸田副学長は、インドネシアと日本の友情を深める活動を通じて、両国間の連携を一層進めていく意志を表明しました。

セミナーの開催



開所式の後には、熊本大学と岡山大学の共同によるセミナーが行われ、ITSの約80名の学生が参加しました。セミナーでは、岡山大学の日本留学コーディネーターである矢島香織氏によるアイスブレーキングや、日本留学及び奨学金情報の提供が行われ、その後、岸田副学長と門田教授が登壇し、各大学のプログラムや魅力を紹介しました。このセミナーは、学生が日本留学に対する理解を深める貴重な機会となりました。

今後の展望



新たに設立されたスラバヤ事務所では、地域の高校や大学を対象に日本留学に関する相談やセミナーを実施する予定で、積極的にインドネシアから日本への留学生誘致を進める方針です。また、岡山大学は、文部科学省から「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業(東南アジア)」を受託し、2024年からの5年間でASEAN地域からの留学生数を2.7倍に増やすことを目指しています。

日本との交流の深化



今回の取り組みは、日本とインドネシアの大学間交流をさらに活発にし、学生に新たな学びの場を提供するものです。岡山大学は、過去にミャンマーやタイなどでも同様の留学促進事業を成功させており、実績をもとにインドネシアでも同様の成果を期待しています。地域に根ざした特色ある研究大学として、今後も多様な国際交流を進め、グローバルな視点での人材育成に力を入れていく方針です。

岡山大学のこの新たな試みは、インドネシアの学生にとって、日本留学への一歩を踏み出す貴重なきっかけを提供するでしょう。市を超えた国際的な交流を通じて、より多くの学生が夢の実現に向けた道を切り開くことができることを期待しています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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