Blue Goats Capitalがムラキに提案する新たな成長戦略
2026年4月23日、東京都中央区に本社を置くBlue Goats Capital株式会社(以下「弊社」)が、上場企業ムラキ株式会社(東証スタンダード:7477)に対して株主提案を行うことが報告されました。この提案は、ムラキの第68回定時株主総会に向けたもので、取締役選任を含む重要な5項目が盛り込まれています。
1. 株主提案の背景と目的
弊社はムラキの主要株主として、その強力な顧客基盤を高く評価しています。自動車業界は現在、EV化とデジタル化の大きな転換期にあります。これを受け、ムラキが持つ経営資源をより効果的に活用し、成長投資を加速させると同時に、株主還元を強化する必要があると考えています。この提案は、特に自動車部品業界での実績を有する株式会社イクヨの経営陣を迎い入れることを目的とし、ムラキの経営改革を促進し、新たな成長の形を創り出すことを目指します。
2. 現状の課題と提案内容
現状、ムラキが持つ資産の約35.5%が現預金として保有されていますが、これは「攻めの資金」として利用することができず、株主価値を最大化する手段として活用できていません。また、市場における評価(PBR1倍割れ)は、会社の実力を十分に反映していないと考えています。これらを踏まえ、以下のような具体的な提案を行います。
- - 資本効率の最適化: 現預金を新規事業やレンタカー事業の拡大に再配置することで、ROEを向上させます。
- - 非事業資産の流動化: 主に政策保有株式などの非事業資産を早期に流動化し、その資金を成長投資に充てることで、より健全な財務体質を確保します。
3. 株主提案の要点
株主提案の具体的内容は以下の通りです:
- - 取締役選任(ハイブリッド体制): 弊社代表の青柳 和洋に加え、イクヨの孫峰氏などを新任候補として提案します。柳田 任俊代表取締役など現職メンバーの続投も支持し、ムラキの強みを活かした変革を進めます。
- - 剰余金処分(配当性向100%): 株主への還元を明確にするため、配当性向の向上を図ります。
- - 定款変更: 政策保有株式の売却で得た資金を、EV関連事業等に再配置することを 定款に明記します。
- - 買収防衛策の廃止: 株式の流動性を向上させ、上場維持基準に適合することを目指します。
4. 代表取締役のコメント
提案内容について、青柳氏は「ムラキの基盤を活かしつつ、新しい成長の種をまくことが重要です。未活用の資産を次世代のモビリティ社会に向けた成長への道具に変えることが必要です。イクヨ社の知見とムラキの現場力が融合すれば、再び力強い成長軌道に乗れると確信しています。」と述べています。
5. 今後の展望
今後の株主総会での投票結果がどうなるか、注目されます。株主がどのような選択をするかによって、ムラキの明るい未来が左右されることになるでしょう。成長戦略への転換が実現できれば、ムラキにとって新たな時代の幕開けとなることでしょう。