デジタル保険募集システム『Miracraw』のご紹介
損害保険ジャパン株式会社は、革新的なデジタル保険募集システム『Miracraw(ミラクロー)』の本格展開を開始した。同社はこのシステムを内製開発を行い、パートナー企業が展開するオンラインサービスにエンベデッド・インシュアランス(組込型保険)を簡便に実装できる環境を整えた。
『Miracraw』開発の背景
近年、オンラインビジネスの急速な普及は、顧客体験の向上や収益多角化を目的としたエンベデッド・インシュアランスの導入を促進している。しかし、従来のシステム開発は企業ごとに個別対応が必要となり、コストや期間の面で課題が多かった。損保ジャパンは、そのような課題を解消するために内製開発を選択し、システムを標準化することで迅速な導入を可能にした。
『Miracraw』の機能
『Miracraw』は、パートナー企業や保険商品ごとに個別のシステム開発を行う必要がなく、共通の基盤を提供する。これにより、開発コストや期間を最大80%削減することが可能となる。
(1)内製開発による迅速な対応
内製開発によって、保険商品や特約の追加が迅速に行える。同社の開発チームは業務に精通しており、複雑な契約フローをユーザーフレンドリーな形で提示することに成功した。これにより、システム運用時のコストも大幅に削減される。
(2)API接続仕様の標準化
API接続の仕様を統一することで、パートナー企業が自社のシステムとも柔軟に接続できる環境を整えた。これにより、導入時の手間やコストが減り、スムーズなシステム連携が実現されている。
(3)簡単な連携方法
パートナー企業のウェブサイトに専用のタグを埋め込むだけで連携が完了する「M連携」機能により、開発コストと期間を極小化し、スピーディーな保険加入が可能になる。顧客がサービス利用の際に自動的に必要な情報が申込画面に反映され、スムーズな体験が提供される。
今後の展望
損保ジャパンは『Miracraw』を活用して様々な業種のパートナー企業と連携を強化し、エンベデッド・インシュアランスの展開を加速する方針だ。更に、オープンなゲートウェイの構築を目指し、団体募集への活用も視野に入れている。『Miracraw』は、多様なビジネス機会を生み出すための基盤となることが期待されている。
このシステムの導入により、企業はより迅速かつ効果的に保険サービスを展開できるようになる。損保ジャパンの取り組みは、デジタル時代において保険業界に革新をもたらすものと言えるだろう。