レノボが新型Chromebookを発表
レノボ・ジャパン合同会社が新しいノートPC「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」を発表しました。この製品は、AI技術と先進的なオーディオビジュアル機能を搭載した高性能なChromebookです。2025年7月下旬からの販売を予定しており、その前の期間に予約販売と特別なキャンペーンが実施される予定です。
特徴と性能
Lenovo Chromebook Plus Gen 10は、世界で初めてMediaTek Kompanio Ultraプロセッサーを搭載したChromebookであり、最大50TOPSのNPUを持つことで、AI処理能力が大幅に向上しました。この機能により、タブやアプリを自動で整理する「スマートグルーピング」や、オフラインで画像を編集できる機能が提供されます。
さらに、搭載されているGoogle Geminiにより、作業の生産性を向上させることが可能です。画面上の情報を迅速に検索する「画面をレンズで検索」機能や、文書や写真から文字を直接認識し、Googleの各種アプリに追加できる「テキストキャプチャ」など、便利な機能が揃っています。また、複雑な文章をわかりやすく要約する「文書読解サポート」もあり、学習や仕事に役立てられます。
AI機能の具体例
Lenovo Chromebook Plusで利用できる主なAI機能には以下のようなものがあります:
- - GoogleフォトのAI機能:写真の自動補正や編集、背景の個別化が可能です。
- - ビデオ会議用カスタム背景:オンライン会議でのビジュアル体験を向上させる特別な背景を設定できます。
- - リアルタイム翻訳字幕生成機能:異なる言語間のコミュニケーションをスムーズにサポートします。
- - AI搭載ライティングアシスト:文書作成を手助けする機能が充実しています。
- - 音声・映像の最適化:快適なビデオ会議体験を保証します。
Chromebook Plusを利用する場合、通常月額2,900円で提供されるGoogleのAI機能が12か月間無料で利用できる特典もあります。これにより、Geminiを活用し、GmailやGoogleドキュメントなどの作業がよりスムーズに行えるようになります。
デザインとモバイル性
Lenovo Chromebook Plus Gen 10は、シーシェルカラーのメタル天板や独自の3Dウェーブデザインを採用し、高級感を演出しつつ、ファンレス設計によって動作音も気になりません。14型の有機ELディスプレイは高解像度(1920×1200)で、400ニットの輝度を誇り、約90%の画面占有率を持ち、キレイな色彩と深い黒が体験できます。
さらに、薄さわずか15.79mm、重さ約1.26kgというコンパクトなサイズで、持ち運びにも便利です。バッテリーは約17時間持続し、65Wの急速充電にも対応しているため、短時間で充電を完了できます。インターフェースにはUSB Type-Cポートが2つ、Type-Aポートも1つ搭載されており、外部デバイスとの接続も容易です。また、指紋認証機能やプライバシーシャッター付きのカメラも備え、安全面にも配慮されています。
製品情報
「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」の主な仕様は以下の通りです:
- - プロセッサー:MediaTek Kompanio Ultra 910
- - メモリ:16GB(LPDDR5)
- - ストレージ:256GB
- - ディスプレイ:14.0型 WUXGA 有機EL(1920×1200)
- - オーディオ:Dolby Atmos対応
- - バッテリー駆動:約17時間
- - 価格:115,280円(税込)
新時代のノートPCとして、「Lenovo Chromebook Plus Gen 10」は、AIを最大限に活用するための機能が充実した革新的な製品となっています。2025年7月に発売予定のこのChromebookに期待が高まります。