巻き爪治療の現状:医療機関受診率は59%、正しい爪の切り方を実践できている人はわずか5%!
皮膚科学に特化する製薬会社であるマルホ株式会社が、7月10日の「巻き爪を知る!治す!予防する!日」に向けて実施した調査によると、巻き爪に悩む人のうち、医療機関を受診した人はわずか41%という結果に。半数以上の人が、病院での治療を選択せず、自己流のケアや放置をしていることが明らかになりました。
さらに、正しい爪の切り方を実践できている人はわずか5%と、ほとんどの人が間違った方法で爪を切っていることが判明しました。
マルホ株式会社は、この調査結果を受け、巻き爪の正しい治療方法を啓発し、一人でも多くの人が健やかな足を取り戻せるよう「巻き爪をガマンしないで!PROJECT」を展開しています。
巻き爪治療に関する調査結果
1. 医療機関を受診しなかった理由
医療機関を受診しなかった人の多くは、「どの病院に行けばよいか分からなかった」「自分で治療できると思っていた」と回答しました。これは、巻き爪治療に関する情報不足が原因と考えられます。
2. 矯正治療に対する意識の変化
巻き爪の矯正治療を知った後に、治療をしてみたいと意識が変わった人は68%という結果に。これは、巻き爪治療の選択肢を知ることによって、治療への意欲が高まることを示しています。
3. 矯正治療にかける費用と期間
巻き爪の治療にかけられる金額について、「1万円以上かかっても治したい」と回答した人は約3割。また、治療に費やせる期間については、「2か月以内」と回答した人が約半数を占めました。早期の治療完結を望む人が多いことが分かります。
4. 間違った爪の切り方
足に違和感を持つ人や巻き爪に悩む人に対して実施したアンケート調査では、95%の人が間違った爪の切り方をしていることが明らかになりました。爪を正しくカットできていないと、巻き爪が悪化したり、陥入爪となって痛みや炎症を引き起こしたりすることもあります。
5. 足に合っていない靴
巻き爪に悩む人の約3人に1人が、足に合っていない靴を履いていることが分かりました。巻き爪などの爪のトラブルを防ぐためには、靴のつま先部分に余裕があり、足の指先が圧迫されないものを選ぶことが大切です。
巻き爪の治療方法
巻き爪の治療には、さまざまな方法があります。従来の矯正治療は、3~6ヶ月と長期にわたる場合がありましたが、近年では外用薬を塗布することで、爪を一時的に軟らかくし、矯正治療の期間を短縮できるようになりました。
マルホ株式会社のホームページでは、お近くの巻き爪診療医療機関を検索することができますので、ぜひご活用ください。
巻き爪の予防
巻き爪を予防するためには、以下の点に注意することが大切です。
正しい爪の切り方をする
足に合った靴を履く
* 足の健康状態に気を配る
まとめ
今回の調査結果から、巻き爪は多くの人が抱える悩みであり、正しい知識や治療方法の啓発が重要であることが改めて明らかになりました。マルホ株式会社は、今後も巻き爪に関する正しい情報を発信し、一人でも多くの人が巻き爪から解放されることを目指していきます。