ジグザグのECデータ
2024-07-25 09:56:20

越境EC支援のジグザグが2024年の人気商品データを発表

越境EC支援のジグザグ、2024上半期データ公開



株式会社ジグザグが展開する「WorldShopping BIZ」は、2024年上半期における海外ユーザーデータを発表しました。このデータは、同社が保有するユーザー情報をもとにしたもので、特にアニメとホビー関連商品が海外で引き続き人気を集めていることが示されています。

海外カスタマーデータ公開の背景


日本政府観光局(JNTO)の調査によると、2024年6月に日本を訪れた外国人は313万5,600人に達し、過去最高を記録しました。これは前年同月に比べ51.2%増、2019年同月比でも8.9%増となっています。この訪日需要の増加は、学校の休暇に合わせて顕著で、東アジアでは台湾、南東アジアではフィリピン、そして欧米や中東ではアメリカが大きな要因となっています。

そこでジグザグとResorz社が共同で実施した「越境EC・ウェブインバウンド白書」では、訪日経験が越境ECでの購買体験に影響を与えることが明らかになりました。訪問経験者の方が越境ECを利用する傾向が高く、旅行の前後でも日本のECサイトを利用することが期待されているのです。

上半期ウェブインバウンドデータの詳細


主要出荷国ランキング


「ウェブインバウンド」では、アメリカが24.2%でトップ、続いて香港が17.8%、台湾が15.2%という結果となりました。さらに、海外ユーザーの日本商品への需要は高まりを見せており、出荷先は169か国へと広がっています。このデータは、グローバルマーケティングを行う上で地域による消費行動の違いや、時差の影響を理解する重要性を示しています。

アメリカのユーザー行動を分析すると、日本時間では11時~12時台がピークとなり、特にニューヨークやロサンゼルスでは現地時間の金曜から土曜日にかけて購買活動が活発になります。これらの情報を基に、マーケティングやプロモーション戦略を立てることが求められます。

購入ジャンル上位の傾向


2024年の上半期における売れ筋商品を見ると、1位は「Tシャツ」、2位は「ズボン・パンツ」、3位は「CD・DVD」となりました。特に、アニメや漫画とのコラボ商品が人気を集めており、イベント限定グッズが即座に売れるケースも多いです。これに加えて、「アクリルスタンド」や「ぬいぐるみ」などのエンタメ系グッズも人気で、海外のファンによる「推し活」を後押ししています。

越境ECの市場と成功のカギ


越境ECを実施する上での成功のカギは、販売国や地域特性を理解し広告戦略を練ることにあります。特にアメリカ向けにプロモーションを行う際は、ピークタイムの前に情報を発信することが効果的です。また、週末を狙ったプロモーションも重要で、SNSを活用して目に留まりやすい投稿を心掛けるべきです。

ジグザグが提供する「WorldShopping BIZ」は、このような越境ECの複雑なニーズに対応し、多言語サポートや物流管理を通じて日本の事業者が海外市場に進出しやすい環境を整えています。これにより、越境EC市場の理解が進み、さらなる発展が期待されています。

結論


ジグザグが明らかにしたデータを活用することで、越境ECを通じた日本商品への需要を観察する貴重な機会となるでしょう。訪日外国人の消費行動を反映し、ブランドの国際展開に向けた戦略を考えることが企業にとって不可欠です。これからの越境EC市場の動向に注目し、さらなるビジネスチャンスを探ることが求められます。


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会社情報

会社名
株式会社ジグザグ
住所
東京都渋谷区桜丘町14-1ハッチェリー渋谷2階
電話番号
03-6777-7189

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