ピジョンが医療従事者向けのオンラインセミナーを開催
ピジョン株式会社は、2026年2月21日(土)、医療従事者を対象にしたオンラインセミナー「今できる母乳育児支援」を実施しました。このセミナーは、過去10年の授乳期における母子の実態や、妊産婦を取り巻く環境の変化を共有することを目的としており、全国の助産師や医療従事者が参加しました。
セミナーの背景と目的
最近の調査では、0〜5ヵ月の赤ちゃんを持つ母親の82%が母乳を与えているものの、母乳のみに依存している割合は10年前と比較して27ポイントも減少していることが分かりました。これには、共働きの増加やコロナ禍の影響があると言われています。この変化に応じて、医療従事者が適切な支援の在り方を考え、その実践方法を模索するために、今回のセミナーが企画されました。
セミナーの内容
セミナーでは、参加者が小グループに分かれ、「妊産婦とそのご家族に必要な支援は何か」「明日から実践したい行動」について意見交換をしました。支援者が現代の妊産婦とその家族に対して「どう寄り添えるか」というテーマで、リアルな課題と対応策が議論されました。
また、ピジョンからの報告として、授乳に関する現況やニーズを共有し、受け取った情報をもとに参加者がどのように行動を改めるかを再考する貴重な時間を設けました。
参加者の反応
参加者からは、「妊娠中から夫にも情報を伝え、準備を進めたい」「クライアントの意向を大事にしながら対話を深める」という意見が多く寄せられ、92%の医療従事者が自らの支援の在り方について新たなアクションのヒントを得たと回答しました。
支援のあり方のアップデート
現代の家族構成やライフスタイルの多様化に伴い、支援の手法も見直される必要があります。一律の支援が通じない時代にあって、情報の提供方法や支援スタイルを個別に適応させることが求められています。そのため、専門家として必要な知識を届けるための工夫をすることが硬直化したシステムの打開に繋がります。
セミナーで共有されたリアルな意見を活かし、明日からでも実践できる具体的なアクションが次々と提案され、参加者にとってかけがえのない学びの機会となりました。
参加者の声から見える現状
参加した医療従事者からは、「授乳のスタイルの希望には理由があるので、その理由をしっかり聴くことが大切」といった感想や、「母乳育児の情報を夫婦で分かち合い、より良い育児環境を整えたい」との意気込みが聞かれました。また、男性の育児参加が増える今日において、パートナーの理解を深めることが今後の重要な課題であることが示唆されました。
今回のセミナーを通じて、授乳育児への理解を深め、新たな支援の実践について思考を巡らせる機会ともなり、参加した医療従事者たちが、日常の業務にいかにこれを取り入れていくかという前向きな姿勢が見受けられました。
オンラインのプラットフォームを利用してのこのような取り組みは、全国どこにいても多くの医療従事者が同時に情報を学び合える貴重な機会を提供しました。今後も、ピジョンによるこうした取り組みから目が離せません。