フォーム作成ツールformrunが新たにYoomと手を組む
株式会社ベーシックは同社が提供するフォーム作成管理ツール『formrun』と、ハイパーオートメーションツール『Yoom』との連携を開始しました。これにより、formrunで受け取ったデータをYoomが連携している200以上のツールにリアルタイムで送信し、さまざまな業務を簡素化することができるようになります。
formrunによる簡単なフォーム作成
formrunは、100種類以上の豊富なテンプレートを用意しており、ドラッグ&ドロップやテキスト入力で誰でも簡単にビジュアルフォームを作成できるのがポイントです。特にノーコードの特性を活かし、プログラミングの知識がない方でも直感的に操作できるよう配慮されています。
このフォーム作成ツールは、お問い合わせ、申し込み、アンケートなど、さまざまな用途に対応。ユーザーからは顧客対応の業務効率化やマーケティング成果の向上に直結したというフィードバックが寄せられています。導入社数が増加し、ユーザー数は40万人に達しました。
Yoomの紹介
一方で、YoomはAI、API、RPA、OCRなどさまざまな技術を駆使して、デスクワークの自動化を図るハイパーオートメーションツールです。従来のRPAでは難しかった、さまざまな事務作業を自動化できるため、多忙な現代のビジネスシーンには欠かせない存在となっています。セールスや人事、経理などの業務をさらに効率化し、企業の生産性を向上させます。
連携による業務効果
具体的には、formrunとYoomの連携を通じて実現可能な業務例がいくつかあります。まず、問い合わせ情報をチャットツールに通知するフローがあります。この機能により、必要な項目のみ選択してチャットで通知することが可能になり、迅速な対応が求められるビジネスシーンで特に威力を発揮します。
次に、フォーム回答者への案内をSMSから自動送信するサポートがあります。通常、フォーム回答後に送信される案内メールが見逃されがちな場合でも、SMSを利用することで確実にユーザーに情報を届けることができます。
また、フォームの回答情報を元に契約書を自動作成する流れも注目の機能です。回答データを使って自社の雛形に基づいた契約書を自動的に作成できるため、業務の効率化が一段と進みます。
株式会社ベーシックの取り組み
株式会社ベーシックは、テクノロジーを駆使して企業の問題を解決する専門集団です。特にWebマーケティングの推進における「知識」「環境」「人」不足の問題を新たな事業で解決すべく、SLG(サービスライングループ)事業とPLG(プロダクトライングループ)事業の2本柱で展開しており、今後もさらなるサービス発展が期待されています。さらに、SLG事業ではBtoBマーケティングの支援を行う『ferret』をはじめ、様々なツールを提供しています。
この連携により、フォーム作成とデータ活用の新たな価値が生まれ、業務効率化や生産性向上が一層進んでいくことでしょう。今後、formrunとYoomのさらなる展開に期待が高まるばかりです。