京都 日本画新展2025の開催について
2025年2月7日(金)から2月16日(日)まで、京都市下京区の美術館「えき」KYOTOにて「京都 日本画新展2025」が開催されます。この展覧会は、日本画を志す若手作家たちの活動を支援し、京都の文化を豊かにすることを目指しています。日本画の伝統と文化が息づく京都から、次世代の作家たちの新しい表現をぜひご覧ください。
展覧会の目的と歴史
「京都 日本画新展」は、2008年度に設立され、若手日本画家にとって自由な創作の場を提供し、同世代の作家たちと切磋琢磨する機会となっています。本展では、受賞作や推薦を受けた30人のアーティストによる新作の展示が行われ、彼らの創造性を感じることができます。また、推薦委員には著名な日本画家が名を連ね、その作品も併せて展示されます。
開催概要
- - 会期:2025年2月7日(金)~2月16日(日)
- - 時間:午前10時~午後7時30分(最終日は午後5時まで)
- - 会場:美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)
- - 入館料:無料
- - 主催:西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞
- - 共催:京都府、京都市、京都商工会議所
- - 後援:京都府教育委員会、京都市教育委員会、KBS京都、エフエム京都
ギャラリートークで深まる理解
会期中の土・日・祝日には出品作家によるギャラリートークも実施予定です。この機会に作品の背景や作家の想いなどを直接聞くことで、新たな視点や楽しみ方を見出すことができるでしょう。参加を希望される方は、ホームページで詳細を確認してください。
受賞作品の発表
本展では、注目の受賞作品として以下が選ばれました:
大賞
- - 作者:竹下麻衣
- - 作品名:Laundry basketにて宝探しをする
- - 技法:綿布、岩絵具、水干絵具、箔、パステル
優秀賞
1.
紫嵐「小満の歓」
- 技法:紙本着彩、高知麻紙、岩絵具、水干絵具、膠
2.
田口涼一「Sound of Silver -万華-」
- 技法:麻紙等、純金箔、純金泥、焼箔、耐変色性銀箔、銀泥
奨励賞
受賞者には京都府知事賞、京都市長賞、京都商工会議所会頭賞が与えられ、それぞれに優れた作品が選定されています。これにより、さらに若い才能が注目されることになるでしょう。
出品作家には、荒木百花や入江俊平、宇野加奈子などが名を連ねており、これからの日本画界を支える新たな才能を一堂に楽しめる場となります。
お問い合わせ
イベントに関する質問は、事務局の京都新聞COM事業推進局までお寄せください。
このように、「京都 日本画新展2025」は日本画の新しい潮流を感じられる展覧会です。ぜひ多くの方に足を運んでいただければと思います。