ライゾマティクスによる展覧会『Rhizomatiks Beyond Perception』が天王洲で開催中
現在、天王洲にあるギャラリーKOTARO NUKAGAで、ライゾマティクスにより展開されている展覧会『Rhizomatiks Beyond Perception』が注目を集めています。この展覧会は、最新の技術を駆使してAIと生成芸術をテーマにしたもので、観覧者にとって新たな視点を提供する内容となっています。開催期間は2024年6月29日から10月14日までで、開廊時間は火曜から土曜の11:00から18:00まで。なお、10月13日と14日は特別に開廊されます。
トークセッションとクロージングパーティの開催
特に、この展覧会の最後を飾るイベントが10月12日(土)に行われます。開催時間は、16時から17時までのトークセッションと、17時30分から20時までのクロージングパーティとなっています。トークセッションには、ライゾマティクスの真鍋大度氏、花井裕也氏、そしてKOTARO NUKAGAの額賀古太郎氏が登壇し、最近のプロジェクトや今展を振り返ります。
このイベントは、申し込み不要で参加無料となっており、先着40名までの定員制ですので、早めの来場が推奨されています。トークセッションの後には、軽食やドリンクが提供されるクロージングパーティも予定されており、スペシャルゲストによるDJパフォーマンスも楽しめます。
展覧会の内容と意義
『Rhizomatiks Beyond Perception』では、AIの学習過程を可視化することで生成される画像の価値について新たな観点を提案しています。具体的には、ライゾマティクスが独自に開発したAIモデルに基づき、観覧者自身が新たな画像を生成できる体験を提供しています。これは、単なるアートの鑑賞を超え、観覧者がアーティストとしての参加を可能にする試みです。
この展覧会は、AIとアートがいかに相互作用し、新たな創造的な表現を生み出すことができるのかを問いかけています。また、ライゾマティクスによって独自に開発されたAIモデルは販売されており、購入者はこのモデルを使って自分自身の作品を生み出す経験ができます。
最新技術とアートの融合
展覧会は、単にアート作品を展示するだけでなく、技術と創造性の新たな関係を築く場でもあります。特に、ライゾマティクスはAIによる生成手法を活用し、他のアーティストや研究者とのコラボレーションを通じて、前衛的な作品を世に出しています。これにより、来場者は新たな芸術表現について考える機会を得ることができます。
天王洲で行われている『Rhizomatiks Beyond Perception』は、技術と芸術の境界を探求する興味深い展覧会です。この機会にぜひ訪れ、新たな視点からアートとテクノロジーの関係についての理解を深めてみてはいかがでしょうか。