食文化の架け橋『COOK JAPAN PROJECT』
フランスの著名なシェフ、ヤニック・アレノが日本に上陸し、さまざまな国際的な料理の技術を駆使して「日本の味」を表現する特別なイベントが東京・日本橋で行われます。出発点となるのは、2019年4月5日から10か月間続く料理プロジェクト『COOK JAPAN PROJECT』です。この取り組みでは、世界中から30名のスターシェフが次々と招かれ、日本の食材を使った独自の料理を創作します。
ヤニック・アレノとは?
ヤニック・アレノは1968年にフランスで生まれ、国際的な料理界で名高いシェフの一人です。彼はフランス唯一のミシュラン3ツ星レストランを2軒持っており、その料理は多くのファンに支持されています。彼の特長は、食材の本質を追求する姿勢と、独自の調理技術にあります。この技術の一つが「エクストラクション」で、真空パックを使い食材の純粋な風味を引き出すことが可能です。
また、発酵技術にも早くから注目しており、伝統的な調理法を再構築することで新しい味覚表現を試みてきました。
『COOK JAPAN PROJECT』の詳細
このプロジェクトでは、ヤニック・アレノが横断的に関与し、4月5日から7日までの3日間で特別ランチとディナーを提供します。各日には、シェフが日本の食材を使った独自のデグスタシオンメニューでお客様を迎え、食体験を演出します。料理の価格は69,000円(税別)で、ワインとのペアリングは追加で20,000円(税別)が必要です。
開催場所はコレド日本橋ANNEXの旧「レストラン サンパウ」跡地となり、日本文化の要所である日本橋での開催は、このプロジェクトに特別な意義をもたらしています。このイベントは、将来的に東京オリンピックを控える日本において、国際的な食文化の交流の一環と位置付けられています。
予約情報
ヤニック・アレノによる特別イベントの予約は、公式ウェブサイトを通じて受け付けています。会員登録の後、オンラインでの予約が可能です。詳細については、
公式サイトをご覧ください。
最後に
この『COOK JAPAN PROJECT』は、ヤニック・アレノを初め、30名のスターシェフたちが共に「日本」というテーマについて探求し創造する、類を見ないプロジェクトであることが期待されています。新たな味覚との出会いが待ち遠しいですね。