廃棄物ゼロパーク構想
2025-03-06 10:38:30

アドベンチャーワールドが目指す「廃棄物ゼロパーク」構想とは?

アドベンチャーワールドが実現を目指す「廃棄物ゼロパーク」構想



2025年2月12日、滋賀県野洲市に本社を置く株式会社ピエクレックスの主催による「第1回ピエクレックスカンファレンス」が開催され、和歌山県のテーマパークであるアドベンチャーワールドとの協力による「廃棄物ゼロパーク」構想が発表されました。この新しい取り組みは、持続可能なテーマパークを目指すもので、環境負荷を最小限に抑えるための循環型システムを構築しています。特に注目されるのが、ピエクレックスが開発した循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)を活用する点です。

「廃棄物ゼロパーク」構想の全貌


この構想の基本理念は、パーク内で発生する廃棄物を出さないことにあります。具体的には、以下の三つの柱を中心に、循環型リサイクルシステムを構築していきます。

1. 廃棄物の堆肥化と資源循環
アドベンチャーワールドで発生した動物の排泄物や飲食店の食べ残しを堆肥化し、農産物生産をサポートします。また、環境に配慮した農産物をパーク内のレストランで提供することで、持続可能なフードシステムを確立します。

2. サステナブルな繊維製品の開発
ピエクレックスの繊維を使用したオリジナル商品やスタッフのコスチュームを開発し、パーク内で販売することで、訪れるゲストにも循環型の仕組みに参加していただきます。

3. ゲスト参加型の回収システム
全国に設置された回収BOXで、使用済み製品の回収を行い、ゲスト自身がリサイクルに貢献できる仕組みを整えています。

これらの取り組みを通じて、アドベンチャーワールドとピエクレックスは環境に配慮した持続可能なテーマパークの実現を目指し、次世代への提案を行います。

発表イベントの様子


「第1回ピエクレックスカンファレンス」では、多くの環境業界関係者やメディアが集まり、株式会社アワーズの金崎伸一郎GMが「廃棄物ゼロパーク」構想の詳細を説明しました。この発表によって、会場は新しい循環社会に向けた期待感に包まれました。

サステナブルな商品展開


「廃棄物ゼロパーク」の実現を記念して、ジャイアントパンダをテーマにしたサステナブルグッズの販売が開始されます。たとえば、HAPPY PANDA 30thバスタオルやハンドタオルなどが展開され、すべて「P-FACTS」対応の繊維を使用したものです。
これらの商品は、環境に配慮したものづくりがなされており、購入することでゲストもサステナブルな取り組みに参加できる機会を提供します。

実現に向けての展望


アドベンチャーワールドとピエクレックスは、環境負荷を最小限に抑えるこの新しいモデルを通じて、持続可能な社会の創出に寄与したいと考えています。今後もさらなる情報が発表される予定ですので、ぜひ注目してください。

この取り組みは、地球に優しいだけでなく、次世代へと続く環境意識を高める重要なステップとなるでしょう。

まとめ


「廃棄物ゼロパーク」構想は、サステナブルなテーマパークの実現を目指しており、訪れる全ての人にとっての参加型環境保護の機会を提供しています。
今後の展開には大いに期待が寄せられており、アドベンチャーワールドの挑戦がどのような未来を切り開くのか、ぜひ見守っていきたいですね。


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会社情報

会社名
株式会社ピエクレックス
住所
滋賀県野洲市大篠原2288
電話番号
077-586-8135

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