freee、Webグランプリで受賞
フリー株式会社(東京都品川区)は、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会が主催する第12回Webグランプリにおいて、Web人部門でデザインリサーチャー兼アクセシビリティスペシャリストの伊原力也氏が受賞したことを発表しました。
Web人部門とは
Web人部門は、ウェブサイトやデジタルプロモーションだけでなく、マーケティングコミュニケーションにおいても重要な役割を担う「人」に焦点を当てています。優れた業績を持つ人物を表彰し、その貢献を讃える場として設けられています。この賞は、過去に「Webクリエーション・アウォード」としても知られ、2003年から毎年開催されています。
受賞理由について
伊原氏は1999年からウェブ標準に基づくサイト構築に従事し、続いてウェブアクセシビリティの普及に取り組んできました。現在はfreeeでデザインリサーチの推進やアクセシビリティの改善に関わり、特に新型コロナウイルス感染症対策サイトのアクセシビリティ向上にも注力しています。また、アクセシビリティに関する著書を複数出版しており、その活躍が高く評価されています。
freeeのアクセシビリティ向上への取り組み
freeeは「だれもが自由に経営できる統合型プラットフォーム」を掲げており、すべての人が利用可能なサービスを実現するために努力しています。特に、開発プロセスにおいてアクセシビリティの専門家や全盲の当事者と相談し、課題を洗い出す取り組みを行っています。また、アクセシビリティに関するガイドラインやチェックリストを作成し公開することで、一般社会における意識向上にも寄与しています。さらに、合理的配慮が必要な方々に向けたお問い合わせ窓口も設置し、実際に相談できる環境を整えています。
事例記事の公開
freeeは、プロダクトのアクセシビリティ向上により利用者の業務効率化が進んでいることを示す事例記事も公開しています。この事例を通じて、実際にどのようにサービスが改善されているのかを知ることができます。興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
フリー株式会社の概要
フリー株式会社は、2012年に設立され、CEOの佐々木大輔氏が率いています。東京都品川区のアートヴィレッジ大崎に本社を構え、スモールビジネスを支援する統合型経営プラットフォームを提供しています。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。