ENEOSとシェブロン
2026-05-14 14:28:15

ENEOSグループがシェブロンからアジアの事業取得を発表

ENEOSグループとシェブロンの新たな提携



ENEOSホールディングス株式会社(ENEOS HD)は、このほどシェブロンとの間で重要な株式譲渡契約を締結したことを発表しました。今回の取引は、シンガポール、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、ベトナム、そしてインドネシアといったアジア市場における燃料油や潤滑油販売事業に関連しており、ENEOSがこの地域でのプレゼンスを大きく拡大するものです。

本取引では、ENEOSはシンガポールで設立した特別目的会社を通じて、シェブロンが有する複数の企業の株式を100%取得する計画です。その中には、Chevron Singapore Pte. Ltd.やChevron Malaysia Limited、Chevron Australia Downstream Holdings Pty Ltd、さらにはPT Chevron Oil Products Indonesiaなど、東南アジア市場を強化するための重要な企業が含まれています。全体の取得対価は21.7億米ドル、約3,360億円とされています。

ENEOSの成長戦略


ENEOSの代表取締役社長執行役員である宮田知秀氏は、本取引を通じてCaltexブランドが究極の経営資産であると強調しました。長年にわたり構築されたこのブランドの価値を守りつつ、さらに成長させていく意向を示しました。日本と東南アジアを繋ぐ事業基盤を強化することで、ENEOSグループ全体の競争力を高める狙いです。

また、同社はこの取引をENEOSグループの第4次中期経営計画の重要な一環と位置づけています。特に、海外の燃料油事業に重点を置いており、M&Aを通じたポートフォリオの再編を推進することで、日本国内の需要減に対抗しつつ、東南アジアの成長機会を掴む方針です。

シェブロンの反応


シェブロンのダウンストリーム・ミッドストリーム・ケミカル部門の担当責任者、アンディ・ウォルツ氏は、本合意がグローバルな事業ポートフォリオを守るための責任感を示すものだと述べました。シェブロンは、ENEOSと共に円滑な事業移行を支援し、Caltexブランドが今後もアジア太平洋地域で成功を収めることを期待しています。

今後の展開


ENEOSは、クロージング条件の充足を前提に、2027年中に株式取得を完了させる計画です。関係当局からの承認を得つつ、透明性のある対話を続けていくことを約束しています。また、アジア太平洋地域における中長期的な安定供給の確保に向けて、経験豊富な地域のチームと連携し、地域のニーズに応えるための努力を惜しまないとしています。

この取引により、ENEOSグループは石油業界でのポジションを強化し、持続的な成長を目指して前進していくことを誓います。ENEOSとシェブロンが共同で切り拓く新たなビジネスの未来に、期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
ENEOSホールディングス株式会社
住所
東京都千代田区大手町一丁目1番2号大手門タワーJXビル
電話番号
03-6257-7150

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