BIOTECHWORKS-H2の挑戦
2024-08-23 18:40:18

廃棄物ゼロの未来へ向かう!BIOTECHWORKS-H2の挑戦とビジョン

廃棄物ゼロの未来へ向かう!BIOTECHWORKS-H2の挑戦とビジョン



株式会社BIOTECHWORKS-H2が、オープンイノベーション見本市「JOIF STARTUP PITCH 2024」に選出されました。このイベントは日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」が運営しており、革新を志す多様なスタートアップ企業が集まります。BIOTECHWORKS-H2は、地球環境を守るためのスローガン「全てのゴミが資源になり、廃棄物がゼロになる」を基に、廃棄物を資源に変える革新的なアイディアを提案する場に立つことになりました。

JOIF STARTUP PITCH 2024とは?


「JOIF」は、第一線のイノベーターたちを集め、オープンイノベーションを実現するためのカンファレンスです。ここでは、参加者同士の交流が促進され、独自の提携関係を築く絶好の機会が提供されています。2024年9月13日に赤坂インターシティコンファレンスで開催され、47都道府県からのスタートアップが集結します。BIOTECHWORKS-H2は、応募企業85社の中から選ばれた6社のうちのひとつです。

BIOTECHWORKS-H2のビジョン


同社は「ごみZEROプロジェクト」を通じて、廃棄物を水素に変換し、さらにそれを再生可能エネルギーとして利用することを目指しています。この手法は、燃やさずに廃棄物をガス化する特許技術を用いています。有機性廃棄物の99%以上を再生可能エネルギー化するというビジョンのもと、繊維や食品残渣からも効率的に水素を生成することに成功しています。

「廃棄物を少なくするためには、ゴミが出ない仕組みを作る必要があります。我々の技術は、持続可能な社会を実現する上での重要な要素です」と、代表取締役の西川明秀氏は語ります。彼は2012年からサステナブルな素材開発に努力を注ぎ、SDGsの言葉がまだ普及していない中で、この課題に取り組んでいました。

環境に優しい技術の展開


同社は、アメリカのプラント会社と提携し、廃棄物を燃焼させずにガス化する技術を導入しています。このプロセスにより生成された混合ガスは、水素と二酸化炭素に分かれ、水素は発電に利用されます。そして、CO2は企業へ提供され、炭酸飲料などに使われる計画です。この循環型のビジネスモデルは、廃棄物を新たな資源へと転換し、持続可能な社会の構築に貢献します。

業界を越えたイノベーションの促進


BIOTECHWORKS-H2は、難しい課題解決を目指し、異なる業界や分野から新たなビジネスチャンスを作り出そうとしています。特にアパレル業界における廃棄物を対象にしたプロジェクトから展開し、他の業界にもそのシステムを適用する計画です。彼らは、廃棄物からの資源化だけでなく、企業や個人をつなげる役割を担い、より広い視野で地球環境保護に寄与します。

今後の展望


BIOTECHWORKS-H2は、2025年に日本とマレーシアに新たなプラントを設立する予定であり、2030年までに「廃棄物ゼロ」を実現することを目指しています。この取り組みによって、未来の世代に持続可能な地球を引き継ぐことができると信じています。

最終的には、サステナブルな社会をリジェネレーション(再生)へと導く存在になることを目指し、BIOTECHWORKS-H2は活動を続けます。


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会社情報

会社名
株式会社BIOTECHWORKS-H2
住所
東京都渋谷区神宮前6-18-3神宮前エスビル6階
電話番号
03-5422-9702

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