新たな時代の幕開け
株式会社Ace-1は、オランダに本拠を置く産業用ドローンメーカー「Acecore Technologies」の製品の取扱いを開始しました。この新たな提携により、Ace-1はドローンを利用した測量業務の可能性をさらに広げることが期待されています。Acecore Technologiesは、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能なドローンを提供しており、特にLiDAR技術を組み合わせた計測に強みを持っています。
Acecore Technologiesのドローン
Acecore Technologiesのドローンは、産業用途に特化して開発されており、耐久性に優れたカーボンファイバーフレームや、環境にやさしいブラシレスモーターが特徴です。特に、ACE-1が取り扱う「Zoe」と「Noa」モデルは、次世代のドローンとしての性能を備えています。
「Zoe」の特徴
- - モーター数: 4(X8オプションあり)
- - 最大積載重量: 6kg
- - 最大連続飛行時間: 40分
- - フレームサイズ: 693×682×524mm
- - プロペラサイズ: 18インチ
「Noa」の特徴
- - モーター数: 6
- - 最大積載重量: 20kg
- - 最大連続飛行時間: 60分
- - フレームサイズ: 1680×1680×840mm
- - プロペラサイズ: 28インチ
このように、Acecoreのドローンは、さまざまな環境に対応できる性能をもち、特に測量業務には最適な選択肢となっています。
セキュリティと使い勝手の良さ
特に重要なのが、ドローンの運用が完全オフラインで行える点です。これにより、情報漏洩などのセキュリティリスクを大幅に低減できます。また、工具を使わずに迅速にセットアップできるため、作業時間の短縮も実現します。このような特性が、ますます多様化するドローン市場においてAcecoreのドローンの人気を高める要因となっています。
Ace-1の実績
株式会社Ace-1は、2016年より「YellowScan」のドローン搭載型LiDARシステムを国内で導入し、すでに年間100件以上の測量業務を行っています。これらの実績は、安心・安全な計測データを提供する信頼性の高いサービスを示しています。最近では、オーストラリアの「Emesent Hovermap」を用いた自律航行が可能なドローン技術の導入を進めており、利便性をさらに向上させています。
国際ドローン展での展示
さらなる理解を深めるため、2023年11月24日から26日まで東京ビッグサイトにて開催される国際ドローン展で、Acecoreの主力モデル「Zoe」と「Noa」が展示されます。興味を持つ方は、イエロースキャンジャパン株式会社のブースD-004を訪れると良いでしょう。
まとめ
株式会社Ace-1が取り扱うAcecore Technologiesのドローンは、革新的な技術と高い安全性を兼ね備えています。ドローン技術の進化とともに、測量業界は新たな可能性を広げ、より効率的で安全な作業環境が実現されることが期待されています。これからのドローンの進化に目が離せません。